公開観客動員数


2017年12月30日。

今年(2017)もあと二日となりました。
(早いですね)

師走に入って、ハゼ釣りも終わってしまったので
今年の納竿は、鯛か♪鮃か♪河豚か♪
・・と考えているうちにこんな時期となってしまいました。

常磐(茨城県)に行く元気もないので(←爺さんかい!)
いつもの「たかはし遊船」にお邪魔しました。
今回は、晩秋になって復活した釣り物「江戸前シロギス」を狙います。
水温が下がって、落ちたメタボマッチョなシロギス。
どうか釣れますように・・

 






当日の気象情報

■日程 2017年12月30日(土)
■日の出/日の入り 06:48/16:36
■潮周 中潮
■干潮時間(潮位) 08:20(96cm)/21:07(17cm)
■満潮時間(潮位) 02:58(157cm)/14:12(177cm)
■波高 2m
■天気 晴れ
■降水量 0.0mm
■気温 最低2℃、最高8℃
■湿度 最低46〜最高68%
■風向・風速 北5〜3m/s(沖合13m/s)
※気象庁当日発表資料(千葉県木更津観測)

内陸は、とても穏やかでしたが、
沖合は、北風が吹き荒れて半時化状態とのこと。
(大丈夫?)


現地(江戸川放水路)には、かなり早い5時過ぎに到着しました。
当然ながら土手の入り口(ゲート)が、まだ施錠されていてクルマが中に入れません。
20、30分待って、ようやく開錠。



ダッシュで「たかはし遊船」に行くが・・


ひゃ〜〜〜!!



人気の大ドモは、左右ともすでに満席です。
仕方がないので、風上となるミヨシ(左舷)に場所とり。
(間違いなく北風ビュービューで寒いでしょう!)


しかし・・
まだ真っ暗なのに
みんな気合が入ってますね〜
(↑自分もか・・)

ここで改めて企画紹介。

←船宿では・・
「年末年始、竿納め、初釣りに落ちギス乗合」と書いてありますが、
ネットでは、毎年恒例の「特別企画シロギス乗り合い」とあります。

乗合料金もネットの方だと
男性ペア12,000円、男女ペア・親子ペア10,000円、
男性ひとり6,500円、女性・お子様ひとり4,000円と
とってもリーズナブル。
まだ真っ暗で寒い中・・
「高橋船長」が出船の準備をしています。
(ご苦労様です)

午前6時をまわって・・

白々と夜が明けて来ました。
江戸川放水路の水面に映る、曙(光明)が美しいです。
今年4月に取り付けられた風見鶏・・
ちゃんと動いているのかしら?
北風が吹いているのですが・・あれ?w
ビューーーーーーーーー!!
(バタバタバタバタバタ)

時折、冷たい北風が吹きますが、せいぜい2、3mです。
←おっ♪
門松が飾ってあります。

もうお正月ですね。
お年玉もえるかしら?
(おっさんが貰えるわけがない)
船宿もだいぶ混み合って来て、活気が溢れています。
午前7時前に朝日が出ました。

←手前を走るのは、東京メトロ「東西線」です。
「はい。船まで移動します。」
「高橋船長」が、この小さなエンジン付で
江戸川放水路の真ん中に停泊している“たかはし丸”まで
連れていってくれます。(第二陣)
こちらの御仁は、常連の「矢作師匠」。
先日(12/20)の“夕まづめカレイ乗合”では、
なんでも真子鰈を8枚も釣ったとか・・
恐れ入りました。

いつもの「たかはし丸」です。
相変わらずの鶯色です。
イメージカラーの桃色にいつ塗り替えるのかしら?



↑第一陣が既に乗船していますね。

続けて、第三陣の釣り客を迎えに行く。
(働き者です)

無事に全員乗船して・・

定刻よりちょっと早めに出船。
こっちの水道の橋は、いつの間にか橋脚を補強してありました。
(気づくのが遅い)
河口に出ると右手に富士山が見えました。
手前は、市川埠頭です。
つい先日までは、ここのポイントで落ちたハゼを釣っていました。

●ぶぶまるちびれぽ
江戸川放水路 ボートはせ釣り2017師走 2017/12/05
←あらま。
何かの施設だったのでしょうか?
きっと高波で壊れてしまったのでしょう・・

奥のマンション群は、浦安エリアです。
東京ディズニーシーを過ぎて・・

東京湾アクアライン近くになると・・



北風もビュービュー吹き荒れて
波も高くなって、飛沫が凄いことになる。

←写真では、大したことなさそうですが・・
北風は、軽く見積もっても10m/s以上。
波高2m以上はあります。
東京湾としては、半時化状態。
ドンブラコ・・ドンブラコ・・
と船が揺れる中でのシロギス釣りを開始。

←指先が冷たいのでゴム仕様の手袋着用。
(普段は、ヒラメ釣り用)
アタリは、やはり遠く・・
30分に一尾のペースがやっと。
白波の向こうに名峰「富士山」。

最初は、セオリー通りにアオイソメの頭を取って、縫い刺しにして
サビを入れたり、誘いを入れたりしましたが、シロギスからのシグナルは遠いまま・・

思い切って、アオイソメを有頭のままチョン掛けにし、
手持ちでじっくりと待ちの釣り方にしましたらアタリが出始めました。

←なかなかのサイズ♪
このマットな目がカワイイんです。
これも天婦羅サイズですね。
(20センチオーバー)
アタリが少ないのでこまめに移動。
釣れるペースも徐々に上がっては来ましたが、
やはり厳しい状況が続く。

←昼近くには風も弱まり、波も治まりました。
置き竿で・・
本日最大級のメタボマッチョなシロギス(22センチ)が出ました。
このクラスになるとギュッ!ギュッ!ギューーーン!
・・よく引いて楽しいですね。
その後も何尾か追釣しまして・・
12時45分。

まもなく沖あがり(13時)ですので早めに切り上げます。
この少年は、筆者の隣にいた中学生。
ひとりで乗船です。(スゴイねぇ〜)

周りの大人が必死でやっても釣れない中、
結構な数を釣っていましたね。
この歳で末恐ろしい腕前・・将来有望です。
「午後1時です。あがります!」
(高橋船長)
約1時間20分で帰ってきました。
(筆者キャビンで爆睡)
「みなさんお疲れ様でした。」
「今日も“たかはし遊船”にご乗船頂きましてありがとうございました。」
「厳しい釣果で申し訳ありませんでした。」
「これに懲りずにまたのご乗船をお待ちしております。」
「また、今年も一年間お世話になりました。」
「来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。」
「どうぞ良い年をお迎えください。」
満潮なので「たかはし丸」を桟橋に接岸。

←出迎えてくれたのは、笑顔の「小川船長」。
みなさん順番に下船します。
船宿のスタッフもお手伝い。
「来年(2018)もどうぞ宜しくお願いします。」(筆者)
「こちらこそ。宜しくお願いします。たくさん来てください!」(高橋船長)
←船の清掃と片付けに入る「高橋船長」。
お疲れ様でした。
船宿では・・

「新井船長」が、ストーブの上で温めた蜆汁を釣り客に手渡し。
冷え切った身体には、とても嬉しいサービスです。

ちなみに「新井船長」のお正月は、大好きな箱根駅伝を見ながら
まったりとするそうです。
それでは、スタッフの皆さんに挨拶して・・
帰りましょう。

「たかはし遊船」では、
2018年も年明けからシロギスやカレイの乗合船を出します。
機会がありましたら乗船してください。
(今季はカレイが爆釣してるらしい!)


本日の釣果です・・

釣れたサカナ 釣れた数 コメント
シロギス 18尾 15〜22センチ

ポイント 中ノ瀬(木更津沖)、水深15〜20メートル

天気が厳しかった割には、まあまあの釣果で良しとしますか。
数釣りよりもこのシーズンならではの大きさが魅力です。


〜おまけ〜

帰宅してから・・
早速シロギスを捌きます。

←釣りたてのは、とても綺麗ですね。
大きいのは、「薄造り」にしました。
脂が乗ってて最高に美味しい!!
続けて・・
今回のメインは、天麩羅ではなく・・
「キスフライ」です。
う〜ん♪
表面カリカリ。中がフワフワ。
ジューシーですね!
残りは・・
寒気が入って夜もキンキンに冷えましたので
これ幸いだと「一夜干し」にしました。

お正月にこいつを肴にして熱燗をキュっと♪
(堪りませんね)

〜船宿情報〜
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千葉県行徳
「たかはし遊船」
http://www.gyo.ne.jp/takahashi_y/
〒272-0111 千葉県市川市妙典1-16-11
047-357-0513
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ぶぶまるちびれぽ
江戸前白鱚釣り2017師走
2017/12/30



-レポ作成-
2018/01/28

〜おしまい〜








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