||| 釣りんぼさんからのプレゼント♪もういっこ篇 |||

2003年の秋頃に・・
「釣りんぼさん」が「今度ヒラメを送ってあげるね♪」
・・と言ってましたのをなんとなく覚えてます。
そんなことすっかり忘れた数か月後のある日の出来事。
突然、とんでもない凄いモノが届きました!( ̄∇ ̄|||)
本当に「ヒラメ」がやってきたのです!
(嬉泣笑)
↑■クール便で四国から配送
なんと。スーパーマーケットの発泡トレイに入って搬送されてきました。パッケージは、サランラップでしっかりと「四国産ヒラメ4種」と産物ブランド名がうたってあります。
↑■新鮮なヒラメたち
スゴイです。とても新鮮で旨そうなヒラメたちが4枚も入ってます。普通は、なかなかヒラメ釣りに行ってもここまでの釣果ってのは難しいです・・(苦笑)さすが四国のプロの漁師は違います!
↑■「タモ」のヒラメ(ニス仕上げ)/有眼側
この中では、一番の大型の固体です。恐らく、体長から判断しても白色系の体色が強いので、俗にいう「のっこみ中」の渡りのメスです。でっぷりとしたグラマラスな身体は、産卵前のため体脂肪をしっかり蓄えています。このような大型に育つヒラメは、その殆どがメスです。
↑■「タモ」のヒラメ(ニス仕上げ)/無眼側
無眼側は、とても綺麗な白色を発しています。立派な天然物です。この位の固体までに成長するには、概算でも7〜8年かかっています。昔から天然ビラメは、品質保持や他のものと差別化を図るため、裏(無眼側)の白い面を見せて、その鮮度のよさと価値を示しました。
↑■「ケヤキ」のヒラメ(カシュウ仕上げ)/有眼側
この中では、唯一オスのヒラメです。この様な身体全体に焦げ茶色を発色する固体は、生息する場所に大きく左右されます。恐らく、底が暗い岩場周りの岩礁帯、または影となりやすい防波堤周りに長い間棲んでいたために体全体が黒褐色となったものと推察できます。また、このようなヒラメの特徴は、一定の場所からあまり離れず、小移動しながらエビやカニなどの甲殻類を好んで捕食していることが多いようです。
↑■「ケヤキ」のヒラメ(カシュウ仕上げ)/無眼側
無眼側を見ますと中型域まで育った俗にいわれる「パンダビラメ」と呼ばれているものである事がわかりました。ヒラメの人工栽培漁法では、まだまだ技術開発を改善する余地が多く、底低に砂や小石を敷き詰めなかったり、人工飼料の与え過ぎなどが要因で、このような斑紋が現れたります。
↑■「スギかヒノキ」のヒラメ(カシュウ仕上げ)/有眼側
関東地方では、「ソゲ」と呼ばれるまだ生まれて2〜3年のヒラメです。体長からみましても、まだオスかメスか判断は難しい時期です。
↑■「スギかヒノキ」のヒラメ(カシュウ仕上げ)/無眼側
見事な天然物です。全体的にも傷がなく、捕獲方法も一本釣りなので、時期によっては、市場に出回るとキロ単価1万円は下らないでしょう。
↑■「キリ」のヒラメ(カシュウ仕上げ)/有眼側
大変珍しい固体です。かなり::: 鮃屋 :::のキャラクターに酷似していますが、これは四国(愛媛沖)にしか生息していない、稀少でかつ幻のカレイ目ヒラメ科の仲間です。
↑■「キリ」のヒラメ(ニス仕上げ)/無眼側
世界初公開の無眼側です。「大変興味深い大発見である。生物学的な見解からみても有意義なことに間違いない。」 某国立海洋大学名誉教授(水産学・魚類学)/ソゲツリ・H・ヒラメール博士談
↑■「バルサ」のハナミノカサゴ(ニス仕上げ)
フサカサゴ科の熱帯系の魚。鰭の棘に強い毒性があり、刺されると大変危険です。この固体は、よく「ミノカサゴ」と混同されやすいが、胸鰭軟条数が多いこと、眼上皮弁が長いこと、褐色の横縞が頭部の腹面まで及ぶこと、背鰭と臀鰭の軟条部、尾鰭に暗色斑が散在することなどが異なるのでよく観察してみてください。
↑■「バルサ」のハナミノカサゴ(ニス仕上げ)
ハナミノカサゴは、大変美しい魚体と容姿なので、海の中のスクーバダイビングや水族館でも人気があります。通常、静岡県から以南の海に多く生息していて、真鯛釣りなどで比較的ポピュラーに釣れることがある。活かしたまま持ち帰り、水槽に入れて飼育・観察するマニアも多いようです。
↑■「釣りんぼさん」の書いた説明書
「賞味期限はありませんが廃棄の際は、燃えるゴミにて処分してください。」とあります。恐れ多くもそんなことできません。家宝とさせていただきます。
↑■オマケのお菓子「瀬戸のささやき」
甘〜い洋風せんべいも頂きました。ご馳走様。
・・という風に多少焦点がズレた脚色ですが
あまりの嬉しさにこんな説明となってしまいました。(笑)
「釣りんぼさん」・・
本当にありがとうございました。
+ 2004/01/14 +
* 釣りんぼ *