公開観客動員数 | 人 |
2004年8月24日... |
|||||||||||||||
関東方面から東北道に乗ること約4時間。 宮城県仙台市に入る。(お尻しびれた) そのまま仙台市内から三陸自動車道使って、 終点の石巻河南ICで下りて、国道45号をひたすら走る。 悠々と流れる「旧北上川」と一緒に北上して、峠越え。 |
|||||||||||||||
山を越え、谷を超え... がんばって走って小一時間。 |
|||||||||||||||
おっ♪海だ〜!! 目的地の志津川町に到着です。 |
|||||||||||||||
まずは、明日の仕立て船の予約確認と オモリを買いに「マルカノー釣具店 志津川本店」に行く。 どうやら志津川にある遊漁船の殆どを この「マルカノー釣具店」が仕切っているらしい。 ...っていうか、こっちじゃ余りにも有名な釣り具屋さん。 |
|||||||||||||||
ワンボックスのガラスに映る 「鮃屋」のロゴと「マルキューつりえさ」の幟。 (↓ちなみにウワサの「鮃屋@印半纏」ね) 明日は、身内の仲間4人でヒラメ釣り。 仕立ては、「源栄丸」という船だそーです。 みんな仲良くヒラメが釣れるといいですねぇ..( ̄σ  ̄@) |
|||||||||||||||
本日は、4人とも宿泊組なんで、志津川港内にある 「下道荘(したみちそう)」という宿にご厄介になった。 宿泊代6000円でこの料理は、ボリューム満点である♪ 美味しそうです! (↑朝食抜きなんで安くしてもらった) |
|||||||||||||||
ちょうど行った時が「アテネオリンピック」の真っ最中で、 みんなでTV見ていたら、知らないうちにみんな寝ちまった... |
|||||||||||||||
2004年8月25日... 気が付いたらすっかり夜が明けて... 午前4時半です。(汗) さ〜!さっさと「マルカノー釣具店」に移動しましょう。 ◇ 「マルカノー釣具店」で仕立て代(20800円)を払って チャッチャッと港に向かう。 (※4名まで料金は一緒) |
|||||||||||||||
おーっ!天気イイねぇ♪(ー ̄)ゞ ...とか思ってたら、結構冷え込んでます。(17〜18℃) ちゃんとウェア着ないと風邪ひいちゃうな。 |
|||||||||||||||
着替えて、まずは船長にご挨拶。 「おはようございます!今日は宜しくお願いしまーす♪」 「・・・・・・・」 おいおい。返事がねーよ。 後から判ったんだけど どーやらこっちの船長は、相当にシャイらしいです。(≧▽≦*) ◇ さーて。 出船は、5時です! 「遊漁船」に乗り込みましょう... ...って、オイこりゃどー見ても「職漁船」ぢゃねーか。 (どーん) |
|||||||||||||||
なんだかやたら高いクレーンのようなマスト(?)が 組んであるバランス悪そうな船に心配そうに乗ってみる。 大丈夫だろーか?(苦笑) |
|||||||||||||||
「今日は、沖さ行くッぺよ!」 「エサん仕入れがまだ一時間ほどあんから、この辺で遊んでて!」 (↑かなりテキトーな東北弁で書いてみた) ヒラメのエサとなる「シコイワシ(カタクチイワシ)」は 海上で買うのだそーだが順番やらいろいろあるそーで 生簀の中にいた昨日の残りのシコイワシを使って、しばらく湾内で試し釣り。 当然、シコイワシは弱いから... なるべく小さな一本針を下顎から上顎に抜く。 仕掛けは、チヌ針6号+ハリスフロロ6号/1m。 オモリは20号だってさ。 へぇ〜〜軽くていいや♪ 水深も4〜5mってとこか... ちなみにリールは、PE1.5号でロッドは、1.8mのショートの手持ち。 ◇ 作ってきたのが関東仕様のハリス固定式なんだけど 船長曰く... こっちじゃシコイワシが元気よく泳げるように 長めのハリスに「誘導式」がいいんだってさ。 そんでもってベタ底。 マイワシと違ってシコイワシは、上を向いて泳ぐから これでいいらしい。(ほぉ〜) もちろん大型狙いの場合は、タナ高めは全国共通です。 ◇ ヒラメを誘いながらヒマなんで この時間を利用してシャイな船長とコミュニケーションを図るため いろいろお話を伺う。 志津川の数々のポイントや仕掛け、潮回り、気候... 質問攻めでキリがない。(苦笑) 一番に気になってたこの船は、なんでも「ホタテ船」なのだそうだ。 それでこんなクレーンのようなマスト(?)が付いてるんだ... 自分たちの畑というか、養殖場が湾内の決められた場所にあって そこで大切に育ててるだそーです。(ふーん) んで。 今日は、遊漁のバイトなんだってさ。(笑) 志津川は、基本的にみんなこのスタイルらしい。(へぇ〜) |
|||||||||||||||
船長曰く、「ここで釣れなきゃ沖のヒラメは釣れない!」とか言うから 「鮃屋@店主」が速攻で釣ってあげました。 小ソゲだけど。(大苦笑) そしたら今度は... 「あーあ。オレの晩飯を釣りやがって!」 とか言って... 結構負けず嫌いらしい。(^▽^@) |
|||||||||||||||
生簀のエサもあっというまに無くなっちゃって しばらくダラダラしてたら、目の前の船が何やら忙しそう。 「エンヤットット。エンヤットット。松〜島〜の♪」 |
|||||||||||||||
「ホレ!掬ったから受け取れや!」 ...とか、その道のプロ(?)の漁師がシコイワシを網に入れてくれる。 (←どーやらシコイワシの仲買人らしい) |
|||||||||||||||
それを2網分もらって、生簀に移したら この「木札」を網に入れて、漁師のおっちゃんに戻す。 本来、カツオやサバ釣りの職漁船に売るシコイワシを 仕方ねーから遊漁にも分けてあげているって寸法ですね。 ふーん。 こーいうシステムなんだ... |
|||||||||||||||
ウヒョー! シコイワシがグルグル回ってます。 オマケにマサバとスルメイカまで入ってる♪(*@@*) |
|||||||||||||||
よし。 エサを仕込んだんで早速沖に向かってゴー! (((((((o≧▽≦)o 30分ほど走って、志津川真沖です。 水深は、30〜50mってとこでしょうか。 海底は、基本的に砂地ですが、根もあちこち点在しています。 |
|||||||||||||||
仕掛けを「関東一本針仕様」から「東北2段仕様」にチェンジ! (↑上下一本針でシコイワシを2尾掛ける) ロッドも2.6m/15−25号負荷の東北ヒラメ専用竿に変更。 オモリも+10号の30号と軽いまま。 |
|||||||||||||||
みんなで気合い入れて攻めてますが 釣れて来るのは...ヒラメではありません。 |
|||||||||||||||
「おぉ〜!すげー引く!」 ...とか、大喜びの仲間ですが... |
|||||||||||||||
バシャバシャと海面割って出てきたのは... | |||||||||||||||
軽〜く60cmオーバーの馬鹿デカイ「マサバ」。 (旨そう〜♪) しかも、仕掛け入れるとすぐにコイツが釣れる。 まさに「サバサバパラダイス」である♪ (↑海の中がまだ真夏なんです...) |
|||||||||||||||
遊漁船と違って、「職漁船」には椅子なんて洒落たもんねーから クーラーに座って釣るのが仕来たり。(ひぃ) フツー、イマドキのヒラメ釣りだから「持ち竿」で攻めるんだけど、 ここは、砂礫帯なんで置き竿でも、タナさえしっかりとってれば 釣果にはあまりカンケーないらしい。 |
|||||||||||||||
←「鮃屋@Tシャツ2003バージョン」を着て頑張る 「グレたろう」もすっかり“サバ疲れ”...( ̄∇ ̄|||) |
|||||||||||||||
午前7時くらいから10時くらいまで この真沖で結構、頑張ったんですが... サバ超〜大漁!!(100尾くらいは釣った) 本命のヒラメは、全然、カラッキシ、どーにもこーにも ウントモスントモ釣れないので、とうとう湾内に戻ることに。(苦笑) |
|||||||||||||||
静かな湾内に戻って釣りを再開。 (↓「野島」周り) しかし... 時すでに遅し。 ヒラメたちは、砂の中に潜ったまま出てきやしねぇー!(怒) 凸(`-´#) ◇ 申し訳ないと一時間延長してくれた船長が そろそろあがんべ。 ...と、言ったら、仲間によーやくヒラメのアタリが出たらしい。 |
|||||||||||||||
←このアルカイーダ(核爆)のような仲間が 「小ソゲ」を釣っておしまい。 |
|||||||||||||||
おいおい。 東北までやって来てこの釣果はマズイだろ...(悲) |
|||||||||||||||
初日は... チャンチャンラオカシイ 小ソゲ2枚だけで終了〜〜〜! ハァ〜ホントマジ悲しい。 (/。\) |
|||||||||||||||
志津川の海は、とても美しいんだけど...( ̄〜 ̄;) なかなか自然相手は、難しいね。 ←この「荒島」... ニューカレドニアにある“イルデパン”に似てる。 (↑マニアックなネタ) |
|||||||||||||||
下船して、「船長。また今度も乗せてね♪」 ...って言ったら、 「次に来た時は、大きいの釣らせてやるからなぁ〜!!」 ...だとさ。(苦笑) |
|||||||||||||||
帰りに「マルカノー釣具店」に寄って 釣果報告がてら、悔しいんで明日の仕立ても依頼する。 (↑まだヤル気満々だよ) |
|||||||||||||||
志津川のこんなとこ通って... そそくさと「下道荘」に帰る。 |
|||||||||||||||
道間違えて、行き過ぎたら こんな看板があった。 |
|||||||||||||||
へぇ〜 どこの海もいろいろ規制があんのね。( ̄σ  ̄@) (とても大事なことだけど) それにしてもこの看板のヒラメの絵... カワイイなぁ♪(*^-^*) |
|||||||||||||||
宿に戻って、ひとっ風呂浴びて... 部屋でちょっくら昼寝してたら すっかり夜になってた。ヾ( ̄ー ̄;) |
|||||||||||||||
「下道荘」の主人が気を利かせてくれて 「小ソゲの活き作り」をこしらえてくれました。 (↑しかもタダ!) 優しいご主人に感謝! 小さくともプロが捌くとキレーですねぇ♪(うっとり) カワイイ縁側もとれました。 ( ̄¬ ̄*)ぢゅるっ♪ |
|||||||||||||||
晩飯は、さすがに昨日とちょっと違う。(笑) でも「ホヤ」と「マンボウ」は、毎日出るのね...( ̄∇ ̄; (↑ちょっと苦手な食材) |
|||||||||||||||
これをツマミながら ビール飲んじゃったんで あっという間に爆睡したのはいうまでもない... (ぐぅ〜) |
|||||||||||||||
2004年8月26日... ...翌朝... (コケコッコー♪) |
|||||||||||||||
昨日と同じように最初に「マルカノー釣具店」に寄って 仕立て代(20400円)を払う。 この端数の400円は、「ヒラメ/カレイの放流基金」代。(ひとり200円) 昨日は、4人だから800円だった。 ◇ 今日は、2名なんで... 本当は、乗り合い船(ひとり6500円)でも良かったんだけど どーせなら仕立ての方が楽だし 何より関東エリアの船宿と比べたら破格の安さである。 |
|||||||||||||||
今日も天気がよさそう♪ | |||||||||||||||
乗り込んだ船は、昨日と違う他の職漁船で「薬師丸」という船。 今日もこちらからの挨拶は、バッチリしたんだけど... 応答なし。 どーやらこの船長もかなりのシャイであることが判明。(苦笑) |
|||||||||||||||
志津川の美しい景色を堪能しながら 湾内を走る... こんなキレーな海を見るのは久しぶりだ。 ここんところ東京湾や常磐の外海は、台風の影響で荒れてたからなぁ... |
|||||||||||||||
2日連続一緒の「グレたろう」は、昨日のヒラメボーズを なんとか忘れたいと、思っているらしい。 |
|||||||||||||||
いや〜〜〜 どこの景色見てもキレーなとこです。. |
|||||||||||||||
今日もエサが来るのが遅いとかで 船長と小一時間ほどおしゃべり。 ...っていうか、こんなんだったら「出船時間6時」からでもいいだろ! (↑核心をつく) ◇ しばらくして... |
|||||||||||||||
「エンヤットット。エンヤットット。松〜島〜の♪」 ...と、今朝もあの歌声が志津川港全体にこだまする。 ┗(^▽^)(^▽^)┛ |
|||||||||||||||
今朝は、昨日と違って 「自分でイワシ掬えや!」 ...と、その道のプロのおっさんに言われたが... 「絶対に無理!落ちて溺れる!」 ...と、断固拒否したら、苦笑いしながら掬ってくれた。 (↑だから最初からそーしてくれよ) |
|||||||||||||||
んで... 例のごとくコレを網に入れて渡しておしまい。 |
|||||||||||||||
早速、移動ということで船を動かしながら 昨日の釣果の話題になる。 ◇ 真沖の話を船長にしたら 「沖はこの時期サバばっかだっぺよ!」 「よし!今日は、ぜってーヒラメ大漁にしてやるからよ!」 で?どこ行くのかと思ったら、走って10分のとこで実釣開始。 (「椿島」辺りか?) しかも周りは、カキやらホタテの網だらけ。 こんなとこで釣れるのかよー!(笑) |
|||||||||||||||
...で、釣れるんだなぁ〜これが。(ギューン) (←嬉しそうな「グレたろう」) |
|||||||||||||||
キロあるかないかのソゲだけども釣れれば面白い。 | |||||||||||||||
「鮃屋@店主」も負けじとヒラメを上げる。 しかも「東北2段仕様」なんで、『ヒラメの一荷』である。 (↑活性がかなり高い証拠) どう見ても「養殖放流型ビラメ」です。 ここ志津川でも盛んにヒラメの放流を行っているそうです。 |
|||||||||||||||
そして... あっという間にヒラメたちが生簀で泳ぐ。 この船長、只者じゃねーぞ。(驚愕) スゲー!( ̄∇ ̄;) |
|||||||||||||||
なんて言ってたら... 時合いは、マッハで終わった。(←おいおい) 船長曰く。 「せっかくイイ西風が吹いてたのに、 東さ風になっちゃったからダメだこりゃ!!」 |
|||||||||||||||
ここ志津川では、東風が吹くと ヒラメたちは一斉に砂地に潜ってしまうという。 底荒れに相当敏感なようだ。 |
|||||||||||||||
←結局、船長の言った通り... 朝の怒涛の時合いからは、ヒラメは一枚も釣れず帰ることに。 相変わらずサバは釣れたけど。(苦笑) |
|||||||||||||||
数は出たけど...「型」がイマイチ。 ( ̄〜 ̄;) 贅沢言ってはいけませんが、 これ以上のサイズを狙うなら、 解禁直後か秋口になって 沖の漁礁や根周りにいるヒラメの活性が高まるのを待つしかないんだってさ。 ◇ この時期は、湾内で釣れるヒラメの殆どが「養殖放流型」なので ソゲクラスなら一人で10枚なんてのはザラらしい。 だから、30cm以下や小ソゲは、積極的に再放流して欲しいとのこと。 ◇ また、秋になって水温が下がってくると あの厄介な「サバ」もだんだんいなくなるが それと入れ替わりに今度は、「サケ」がやって来て(←遡上) バカスカ釣れてしまうらしい。(ホント?!) イクラを持ってるメス一匹位なら欲しいケド... |
|||||||||||||||
まあ... いずれにしても志津川は、ヒラメの魚影も濃く 海底もサラサラな砂地で釣りやすく 初心者にとってもベテランにとっても、とても楽な釣り場であることは確かです。 ◇ 10月以降になるとヒラメ釣りも終わって カレイ釣りにチェンジするのがこっちの釣り。 東北では、断然「カレイさまさま」で全ての釣りにおいてカレイ釣りが最優先。 ヒラメなんて夏のちょっとした遊びらしい。(微爆) (↑マルカノー釣具店でのお話) |
|||||||||||||||
...で。 「マルカノー釣具店」に帰ってきて... |
|||||||||||||||
奥さんに釣果報告をしながら、 お店に「鮃屋シール」を貼ってもイイ? ...と、甘えながらお願いする。(笑) 「アンタら“鮃屋”とかのTシャツ着てるけど... どっかの居酒屋かなんかい?」 ...と、なかなかのツッコミを受ける。(苦笑) |
|||||||||||||||
表にあるガラスには、各メーカーのシールがズラリ。 当然、「鮃屋」もそれに習ってペタリ... あんまり目立たねーな。 よし! 次回作る時は、もっと大きい奴にしようっと♪ |
|||||||||||||||
←入り口の上の方のこんなとこにも「鮃屋@千社札」を... | |||||||||||||||
←こっちにも♪(^▽^@) 「なんだコリャ?!ダメだ〜こんなとこにイタズラしちゃ〜」 ...って、たぶんもう剥がされているかもしれないね。(大笑) |
|||||||||||||||
もし、また来年とかに「マルカノー釣具店」に行って このシールまだあったら嬉しいなぁ♪ ◇ みなさんも志津川に行ったら指差して 「ホントにあったよ!ゲラゲラ(^▽^@)」 ...と、ぜひ笑ってくださいね。 |
|||||||||||||||
「マルカノー釣具店」さんには、いろいろお世話になりました。 またいつか◇鮃屋◇の遠征釣行でお邪魔させて頂きます。
※「本吉郡志津川町」は、合併により2005年10月01日から『本吉郡南三陸町』になりました。 |
|||||||||||||||
今回の釣行釣果です...
↑ほんと。サバには参った。 地元の仲間が持ち帰って、食ったらやたら旨かったらしい...(ちぇっ) でも... 釣ったヒラメもサバも全部あげちゃったし... 関東まで持って帰るのは、ちょっと大変なのだ! ◇ 来年の「みちのく夏鮃釣行」は、 ぜひ日本海側に行きたいなぁ...(>w<) まずはどーしてもやりたいのが 「酒田の電気釣り」だな。 ◇ そのあとは... 「陸奥」「能代」「本荘」ですね。 太平洋側も 「山田」「女川」「相馬」にも行かなきゃ。 こりゃとーぶんの間、夏が楽しみだ♪(p^-^)p 東北方面の方々... これからもぜひご指南をお願いします。(ペコリ) |
|||||||||||||||
◇鮃屋◇ みちのく夏鮃釣行2004 〜宮城県志津川篇〜 おしまい |
|||||||||||||||
Since 2002
Copyright (C) 2002-2004 hirameya, All rights reserved. SeaPlay's♪-Group.