公開観客動員数


2004年10月某日。
今日は、「涸沼ハゼ釣り」です。
ここ数年ハゼの湧きが悪くて、昔みたいにあまり人気がなくなりましたけど
「涸沼」のハゼ釣りファンとしては、毎年秋になると血が騒ぐというか
いてもたってもいられない...というのが本音なんです。

「ぶぶまる」は、専らヒラメ釣りがライフワークなんですが
あ〜いった豪快な釣りも好きですけど
こ〜いった小物系の釣りもダイスキなんです。( ̄ー+ ̄)
ちっちゃい片天仕掛けの鈎にちまちまとエサ付けて、
ピュン!って投げたり、ポチャン!って糸垂らしたり。
プルルン♪...ってアタリを獲りながら、細い小竿で釣り上げる。
(あ〜たまんねぇ〜!)

ま。そーいうことで
テキトーに見てくださいな。




←涸沼には、いくつかのハゼ釣り専門の船宿がありますが
ここ「秋月」も有名な宿です。

以前は、隣の「飯岡屋」にも通っていましたが、
よく一緒に行く釣り仲間で知人の某大学教授たちが
こっちの方がイイってんで、「秋月」に毎年お世話になってます。
(↑とても人気がある船宿)

〜船宿情報〜
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釣船船宿 「秋月」
茨城県茨城町下石崎涸沼秋の月
029−293−7215
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「秋月」にずっといるハスキー犬。
未だに名前はしらないけど、相当なおばあさん。
おとなしいけど、たまに噛まれるお客もいるとか。(苦笑)

釣りから帰ってきたお客にすりよったり、甘えたりして
釣れたての「ハゼ」や「セイゴ」もらい・・
それを生のまんまムシャムシャ食べるヘンなワンコです。
←イイ天気です。\( ̄▽ ̄)/
昨日まで風が吹いて結構荒れていたらしいですが
すっかり静かな秋の湖畔。
ここのボートは、「曳船」でポイントまで牽引してもらいます。
お客が多い時は、10隻ほど一列になって引っ張りますが
今日は、ちょっと少ないんで3隻。
一隻あたりのボートに大人なら4人まで乗れますが
さすがに狭いので、フツーは3人が限界。
でも、貸船一隻4000円+エサ500円なのでとってもリーズナブル♪
ちなみに釣り人が一人増える毎に+1000円です。

出船は、お客の自由で、粘れば午後3時くらいまでやってもいい。
(↑ボートだからトイレが大変)
本日は、午前7時くらいに出船にしました。
←美しい太陽に向かって突撃!ヾ( ̄ー ̄;)
逆光がとても幻想的です。

小さいエンジン付きの曳船を操舵してるのが船頭の「長州正和さん」。
ちょっとシャイでとても物静かな親父さんですが、
たまにしゃべると「茨城訛り」が酷くて、ナニ言ってるのか
さっぱりわからないのが難点です。(苦笑)
10分ほど走ってポイントに到着。
毎年、その時期によって「ハゼ」の釣り場が変化しますが
ここ数年は、涸沼の一番下川辺りが多いですね。

ちなみにここから「涸沼川」になって、
ほんの数キロで「那珂川」を介して太平洋に注がれます。
つまり涸沼は「汽水域」で、当然ながら潮の満ち干による釣り加減の影響もあります。

実は、もともと「涸沼」は海だったということです。
那珂川の堆積作用で封鎖され、沼となったというのが定説。

「涸沼」の底は、所謂「泥状底」であらゆる魚の産卵場所に適しています。
「ハゼ(マハゼ)」の他にも「セイゴ(スズキの幼魚)」、「チンチン(クロダイの幼魚)」、
「オボコ(ボラの幼魚)」、「ヌマガレイ」、「コトヒキ」などの海水魚や
「ワカサギ」、「シラウオ」、「ウナギ」、「フナ」、「コイ」などの淡水魚なども数多くいて、
いろいろな魚が生息している資源豊かな沼なのです。
特にここで採れる水産物で築地市場でも有名なのが
「涸沼ハゼ」と同様に大粒(3cmほどもある)の「涸沼しじみ」ですね。
(↑知ってますか?)

←今日は、リール竿はやめて昔ながらのやり方で「ハゼ」を釣ります。

「銀座東作」の鯊和竿(中通し手羽根)でチビ片天に赤い太鼓錘。
赤ソデ鈎にエサとなる柔いけど食いがよい
「赤イソメ(ゴカイ)」を付けてポチャン。
まあ。
船の真下の「ハゼ」釣り上げる東京湾とかの練りと同じですね。
小気味いいアタリとともに一投目で釣れたのが、
同じハゼ科の仲間らしいが...
なんだかよくわからないお魚さん。( ̄σ  ̄@)
一見。
「ヌマチチブ」っぽいけど、見れば見るほどわからない。(苦笑)
当然、食べる気にもならないので、即リリースするが
あとから数えたらコイツだけでも20尾は釣れました。
(↑旨かったらショック)
合間をぬって「ハゼ」も釣れる。
水深は、せいぜい1.8m前後ってとこなので、
小さくてもプルプル面白い♪
対岸では、座り込んでの前打ち。

←こんな風にコンクリートで固めてあるところはいいのですが
葦が生い茂る場所は、ブクブクと泥の中に足がハマってしまうので
立ち込みは、気を付けないと危険らしいです。
もう。午前11時半になったので、船宿にケータイして
お迎えに来てもらう。(←毎回、午前のみのショート釣行がお決まり)
それでも10〜19cmの「ハゼ」が30〜40尾はいると思う。(満足)

←どーいうワケか釣られたのに「満面な笑顔」で
愛想を振りまく「ハゼ」さんたち。(^▽^@)
ヘラヘラ笑っても美味しそうなキミたちは、
「涸沼」に返してあげませんよ。( ̄〜 ̄;)
こちらに便乗して、一緒に帰る家族サービス組のボート2隻。

←おっ!「横浜ベイスターズ」ファンがいるな。(笑)
こうやって引っ張って帰ります。
たまに魚たちの活性がイイと、船の音にびっくりした「オボコ」たちが
水面をバシャン!バシャン!とジャンプして、
ボート内に落下してきます。(うっかり)
(↑バカな魚である)
「秋月」の隣にある「大杉神社」の赤鳥居。
ここは、広浦公園と隣接していて、キャンプ場にもなっています。
夏場になるとよく家族連れがバーベキューとかしてますね。
(↑みんな〜ゴミを散らかさないでねぇ〜♪)

ハゼ料理といえば「天麩羅」です。(決定!)
(↑天ぷら大好き♪)



カワイイ顔した「ハゼ」さんたちを容赦なく捌いて
胡麻油でカラっと揚げます。(≧▽≦*)



↑作りたてのホクホクした奴をサクサクと食べます。
最初は「塩」なんか振ったりして♪
天つゆにもジュ!...とか言わせながらムシャムシャ食べる。
ヤベ〜!
これ書いてて、また食べたくなってきました。(泣笑)
( ̄¬ ̄*)ぢゅるるっ♪


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ぶぶまる@ちびれぽ
〜はぜつり2004〜
茨城県涸沼 秋月
2004/10

- おしまい -





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