公開観客動員数






毎年、秋になると「涸沼ハゼ」が恋しくなる・・♪

昔、まだ子供だった頃は・・
大好きなハゼ釣りも初夏の「江戸川放水路」で
手漕ぎボートに乗ったり、立ち込んでノベ竿出してデキハゼと遊ぶことからはじまり、
晩秋から初冬の「利根川河口」なんかでは、祖父と炬燵舟を練って、
20〜25センチ近くまで大きくなったケタハゼやヒネハゼと呼ばれるのを
手羽根竿で釣ったりしてました。
(↑昭和だ・・)

実いうと・・
茨城県の中ほどにある汽水湖「涸沼」に来たのは、今から15年くらい前です。
仕事関係の知人に連れてきてもらったのがはじまりです。
「涸沼」の曳船によるボートでのハゼ釣りは、
はじめてなのになんだかとても懐かしくて、感動したものです。

それから毎年「涸沼」に通ってますが、
小さなハゼを数釣りする夏は来なくて、どちらかというと秋から冬にかけての
大きくなったハゼのプルルンという引きが好きですね。

でも残念なことに・・
昨年(2006)は、一日やってハゼが1〜2尾とかの情報だったので
行きませんでした。(苦笑)

ところが・・
今年(2007)は、なかなか調子が良いらしい!\( ̄▽ ̄)/
ちゃんと大きくなってそこそこ数も出るっていうから
「涸沼ハゼファン」としては居ても立ってもいられない!

一応、念のためにといつもの「秋月」に電話したら
お母さん(おばあちゃん)が出て、丁寧に釣果報告をしてくれました。

そんな訳で早速お邪魔です♪ε=ε=┏( ・_・)┛





2007年10月某日・・
首都高速→常磐道→北関東自動車道を抜けて・・
茨城町東I.Cで降りて一路「涸沼」へ。
(↑高速が出来て便利になりました・・)

今日のお天気は、曇りのち晴れで風もなくとても穏やかです。

←ご覧の通り、湖面をみても静かなものです。
あれ?ワンコが変わってる。

一昨年までいたハスキー犬はどうしたの?
・・って、迎えてくれたお母さんに聞いたら・・去年死んじゃったらしい。
あらま。お気の毒ですが老衰するまで長生きできましたから
きっと本望だったことでしょうね。(合掌)

←この新しい家族のワンコは・・
見た目老け顔ですがまだ若いらしい。(苦笑)
名前聞いてくるの忘れました。これからもヨロシクね♪((( ^^)爻(^^ )))
いつもの通り、女将さんが用意してくれたボートに乗っかって
船頭の「長州正和さん」が曳船してくれる。

←船頭さんのシャイは、相変わらずですね・・( ̄ー ̄)
午前8時に河岸払い。航程10分ほど走って・・
河口に近い東側にある「涸沼」のハゼ釣りポイントを目指します。

この移動中に竿にリール付けて、ガイドにラインを通したり、
片天秤に仕掛け付けたりして・・釣りの準備をします。
ポイントに到着すると雲もとれてイイ天気になって来ました。

船頭さんの指示で曳船と結んでいたロープを外したら・・
「ドボン!」・・とミヨシからアンカーを入れてボートを固定する。
潮の流れに沿ってボートが安定したら、トモ側のアンカーも入れます。
「あぁ〜!ハゼを早く釣りたい!」
・・という欲望をガマンして、まずは美しい自然の景色を眺めながら
のんびりと朝ゴハンを食べる。(*^-゚)v
今年は、ボート真下のハゼを狙う「手羽根竿」をやめて・・
ボートの周りを広範囲に狙うリール竿での探り釣りです。

←ちなみにハゼ専用竿ではなく・・
2.7メートルの磯用リール短竿です。
穂先が極細で「モタレ」やアタリがとり易く、ハゼが乗ったあとも
操作が楽なのでこの10年ほどずっと愛用しています。
これ以外には、キス竿一本で対抗。
あまり本数出しても探れないし、反って釣りづらいしね・・(笑)
仕掛け出して数秒もしないうちに小気味良いアタリが出て
13センチオーバーの良型ハゼが釣れました!

←とても活性が高いようなので、袖鈎にゴカイ(赤イソメ)を
1センチほどにして小さく付けてます。
愛嬌いっぱいのカワイイ奴です♪
船宿で貸してくれる魚籠は、袋状のナイロンメッシュなので
釣ったハゼが泳げなくてすぐに死んでしまいます。(/。\)
・・かといってフツーのバケツでは、水温や酸素管理など
メンテナンスが面倒です。

「ぶぶまる」の場合・・
磯釣りや防波堤釣りで使っている「フタ付き水汲みバケツ」を
使うようにしています。 フタをきちんと閉めてあれば、バケツごと
船外に出して水の中に入れられますし、メンテナンスフリーなので
最後までハゼが元気です!(ー ̄)ゞ

但し、ボートを移動させる時は、船外に出したままだと水流の勢いで
ハゼが死んだり、紐が外れてバケツが流されたりしますので
必ずボート内に戻します。
すぐ隣をプロの漁船がウナギ仕掛けを回収していきます。
「どうですか?」・・って伺いましたら、
「今年はもう終わりだねー!」・・という返事が。
涸沼の「天然うなぎ」は、こうやって捕られるんですね。
高いワケです・・( ̄σ。 ̄)
いや本当に今年は湧きが良いようですね。ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
良型が殆ど「一荷」で掛かってきます!(嬉)
釣りはじめて一時間ほどで30尾はいきました。(凄いペースだ!)
このあと小さいのは、なるべくリリースしてあげました♪
ハゼの引きを堪能するためにドラグゆるゆるにしてあるから
たまにこんな「セイゴ」が掛かると「ギューーーーーン!」
いや〜〜楽しぃ〜〜〜〜〜♪(^w^)
秋のハゼ釣りでは、手持ちで船下のハゼの「モタレ」をとる
イメージがありますが・・
この時期のは、まだそんなにスレていませんので、
潮が効いていれば、まだまだエサを積極的に追います。
ですから・・
なるべく「置き竿」にせずに仕掛けをできるだけ遠くに投げて
そ〜っとゆっくりとサビきながら広く探ると・・
ハゼ特有の小気味良いアタリがプルルンときます♪

時期的にまだまだ「向こうアワセ」で十分なので
そのまま「待ち」を入れると・・
もう一回プルルンとアタリがきて「一荷」となるパターンが殆どです。
←サビいているとたまにこんな外道も・・(笑)
これも有名な「涸沼しじみ」(ヤマトシジミ)ですね♪

これ専門に捕る漁師もいて、ボートで鋤簾をザクザクやってます。
帰りにお土産買って帰ろうかな〜♪( ̄¬ ̄*)ぢゅるっ♪
←「涸沼」のランドマークだったこの建物も
いつのまにか廃墟になっています。
もともとはアパートか旅館とかだったんでしょうか?
いや〜キレイな秋晴れです。
時計を見ればいつのまにか正午過ぎ・・
楽しいと時間があっという間です。(^▽^@)

エサもなくなって来ましたので・・
最後に20センチオーバーの「ケタハゼ」を追釣して
おしまいにします。
ケータイで船宿に連絡をいれて迎えに来てもらいます。
普通ならエンジン音に驚いた「オボコ」(ボラの子)が
飛び跳ねそうなものですが・・(バシャバシャ)

今年はいないのかな?σ(. . )
この美しい景色がいつまでも残るといいですね・・
船宿に戻って・・
女将さんに船代(4000円)+エサ代を支払っていると・・
「オタク・・もしかしたらウチ(秋月)のことネットに載せてない?」
・・と質問される。
「うん。確かに2004年に来た時の釣行記がありますけど・・ヾ(´▽`*)ゝ」
・・と云ったら、そのページをプリンターしたものを見せられる。
どーやらコレ↓を見てお客が増えたらしい・・それはよかった♪

●ぶぶまる@ちびれぽ はぜつり2004 茨城県涸沼「秋月」

本当いえば・・2000年頃のレポートもネットにあるけどまあいいや。
←宿の中では、女将さんが帰ってきたお客にお茶を出しながら
優しく接客してくれます。
その人柄がみんなに愛されてて「秋月」ファンも多いですね♪
←宿の中には・・
常連たちが釣った昔からの「魚拓」がいっぱいです!
手ぶら客のための「貸し竿」は、天井に保管してあります。
実に合理的です・・(∂_∂)
←船宿の向かいにある萱葺きのこの風情ある建物は・・
「大杉神社」のお堂です。

さてと・・
船宿に挨拶をしてそろそろ帰りますか・・ヽ(~-~(・_・ )ゝ

本当に・・
今年のハゼの湧きは、型もよくてとても楽しめました♪
この調子がいつまでも続くと嬉しいですねぇ〜!

今回も「秋月」さんには大変お世話になりました。
またお邪魔します・・
<(_ _)>


今回の釣行釣果です・・


釣れたサカナ 釣れた数
マハゼ 83尾
スズギ(セイゴ) 6尾

↑リリースを含みます。
実釣4時間ちょっとでしたから素晴らしい活性と魚影の濃さです。
ハゼの平均サイズ・・10〜20センチでした。

今年(2007)は、まだまだ12月中旬まで釣れ続けるでしょうから・・
みなさんもぜひ「涸沼」へお出かけ下さい!


〜船宿情報〜
────────────────────────
釣船船宿 「秋月」
〒311-3125 茨城県茨城町下石崎涸沼秋の月
029−293−7215
────────────────────────







・・さて・・

帰りは、お昼ゴハンを食べるために
「涸沼」の畔にある「そばよし涸沼亭」というお店へ。

←このテキトーな看板がまたイイ♪(笑)
ここもいつも寄る場所です。
「ハゼの天ぷら」食べに何年通ったことか・・\( ̄▽ ̄)/

←民宿もやってるらしいけど・・
ん?!( ̄△ ̄|||)
「しじみ汁」はわかるけど「しじみ風呂」ってなんだろう?!
(入りたくないなぁ〜)
一度も食べたことがない「じゃのめそば」を毎回無視して・・(笑)
毎回同じ・・「はぜ天ざる」(1500円)を頼む。
「はーい♪今作りますからねー!」
・・と、元気の良い女将さんがこれまたテキトーに注文を
受けてくれます。

←これが女将のネコちゃん♪(違)
出来るまでのんびりと景色を見ながら待つが・・
部屋もテキトーなので相変わらず埃とゴミが散らかってて汚い。
(ゲラゲラ)
今度、掃除に来てあげようかな・・Юヽ(≧▽≦*)
30分もして待ちくたびれた頃に・・
やっと名物「涸沼しじみの味噌汁」が出る。
(テキトーなので遅いのもガマンする)

ズズズズズ・・旨い♪
それからまたしばらく経って・・
やっと「はぜ天ざる」が登場〜!!(やったー)

ハゼの天ぷらがサクサクで美味しいですよん♪
ちゃんとおそばも手打ちです。
いや〜!待ってた甲斐がありました・・(大満足)





・・無事に帰って来て・・

たくさん釣れたハゼの下処理をします。
とりあえず・・「天ぷら」「フライ」「唐揚げ」用に捌きます。
ジップロックに入れて、しかっり空気も抜いて冷凍庫保存にします。

なかなかのサイズが揃いましたので・・
お正月のお雑煮の出汁にする「鯊の丸焼き」も何本か作りました♪

←活きているサカナは、とても美しいのですが、
死んでしまったサカナは・・「ちょっと」・・なんなんで画像加工処理を
施しました。(苦笑)
←釣りはショートでもロングドライブだったので疲労困憊・・
疲れた〜/(X_X)\
油使った料理は、また次回のお楽しみにします。( ̄¬ ̄*)ぢゅるっ♪

大きめのをパパっと捌いて、「はぜの糸造り」にしてみる。
ハゼ特有の甘味と柔らかい食感に感激しつつ・・
とっておきのお酒をクイっ!
「涸沼」に心から感謝です・・ありがとう♪

◇SeaPlay's♪◇
ぶぶまる@ちびれぽ
涸沼ハゼつり2007
茨城県涸沼 秋月
2007/10

- おしまい -








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