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2016年10月2日(日)。 2年ぶりの茨城県涸沼です。 昨年(2015)は、タイミング逃して行きそびれましたので 今年は気合いを入れての釣行です。 涸沼ハゼは、浮き沈みが激しいといわれた年もありましたが ここ数年の湧きは安定していて、まずまずだそうですよ。 期待しちゃいましょう♪ それでは・・ 2016年、涸沼ハゼ釣りです。 |
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当日の気象情報・・
■日程 2016年10月2日(日) ■船宿 茨城県涸沼「大倉屋」 ■日の出/日の入り 05:34/17:20 ■潮周 大潮 ■干潮時間(潮位) 10:33(59cm)/22:48(44cm) ■満潮時間(潮位) 04:32(146cm)/16:26(146cm) ■波 0.5m ■天気 曇り ■降水量 0.0mm ■気温 最低18℃、最高26℃ ■湿度 72%〜92% ■風向・風速 北1m/s→東南東3m/s ※気象庁当日発表資料(茨城県茨城町観測)
秋雨前線に阻まれてずっと長雨でした。
この日は、ようやくピンポイントで雨が止んで
貴重な天候に恵まれました。
(ラッキー)
まだ暗い・・
5時前に自宅を出発です。
都内からだと首都高速6号三郷線から
常磐自動車道に入りまして、一気に水戸方面へ。
(遠いね)
コンビニ経由だったので
約1時間半で目的地の涸沼へ到着です。
曇り予報でしたが、晴れ間が見えます。
もしかしたら暑くなるかしら?
2014年の釣行に引き続きまして
「大倉屋」さんにお世話になります。
【Googleマップはコチラ】
↑看板下ある・・
「洗濯干し用脚立」(笑)も現役のまま。
挨拶して・・
舟と餌の料金を前払いして・・
トイレもお借りして・・
釣り道具担いで・・
舟へと急ぐ。
「はい。おはようございます!」
「この素敵な青い舟に乗ってね。」
←エプロン姿がよく似合う女将さんの元気が気持ちよい。「はい。押しますよ〜!!」
と女将さんに舟を押し出してもらう。
←か弱いレディに力仕事をさせて
とても申し訳ない・・(恐縮)←大倉船長もお元気そう。
7時くらいに出発です。
もう何十年も涸沼に通っていますが、
いつ来てもこの景観は変わりませんね。
これからもずっとずっと残していきたい
とても豊かな美しい自然です。
2015年5月29日、涸沼は「ラムサール条約」に登録されました。
♯1
♯2
本日の同伴者は、
ハゼ釣りやヒラメ釣りでお馴染みの「F師匠」です。
←大倉船長が操舵していたエンジン付きの舟が、
ゆっくりとポイントまで曳船してくれます。広浦公園キャンプ場と大杉神社の鳥居前には、
ウェーダー着て立ち込んで
ハゼ釣りをしている人がちらほら。
←根性あるねぇ・・
10分ほど曳っ張ってもらい・・
この日のポイントは、下流の涸沼川手前辺り。
カーテンのような光芒が
何とも幻想的です。
餌は、はぜ釣りの定番、ゴカイです。
赤イソメとかも言いますね。
青イソメと同じ仲間なんですが、この赤い方が柔らかくて
ハゼの喰いが良いと涸沼では昔から船宿に常備されています。早速、気合いを入れて釣り始めた「F師匠」。
昔懐かしい中通しのキス竿でやるんだって。筆者は、昨年(2015)に新調した「銀座東作」の
鯊手羽根和竿からお試し。
鈎は、袖5号の一本。ハリス短め。すぐにクックッ・・とアタリが来て・・
軽くアワセを入れると「ギュッイーーーーン!」と
ハゼが向うへ走って、竿いっぱいに心地よい振動が伝わります。
舟は、前後にアンカーを入れて固定してあるから
大潮の早い引き潮でも流されません。
ベテラン「F師匠」もちょい投げして誘って・・
上手にハゼを釣り上げる。「うーん小ぶりだなぁ!」
・・と「F師匠」がぼやく。
確かに全体的に6〜8センチと小さいですね。
15〜20センチの所謂「涸沼サイズ」は、まったく釣れません。最近、マイブームとなった100円で買った虫かごに入れてみる。
左のデカそうなのでも12センチあるかないか・・
雲は相変わらずですが
段々と日差しが強くなって来ました。
↑写真みると寒そうな雰囲気ですが、
気温は、既に25℃に近くて暑いです。
ジリジリと夏のような太陽光線を浴びながら
黙々とハゼ釣りを楽しむ♪
結構焼けました・・(苦笑)だんだんと型が良くなりますね。
「ブーーーーーーーーーーーン」
・・って五月蠅いので空を見上げましたら
こういうマイクロライトプレーンが何機も飛んでいました。
気持ちよさそう・・
その後、
ハゼのアタリは遠のいて・・
釣れて来るのはこんなのや・・
(コトヒキの幼魚)
こんなのぱかり・・(笑)
(ウグイの幼魚)
まあ・・折角「涸沼」まで来たんだから
気長にのんびりやりましょう!
・・という事で、今回はこんなの仕込んで参りましたよ。
SOTOのレギュレーターストーブにコールマンのパーコレーター。
美味いコーヒーでも淹れましょう♪
もう少し寒くなったら
もっと美味しく感じるのでしょうが・・
外で飲む暖かいコーヒーは、最高の至福です。
ハゼが釣れなければ・・
アンカーをあげて移動すればいいんでしょうが
面倒なので放っていました。
(おいおい)
すると・・
大倉船長が定期的に巡回して来て
トイレや餌の追加、ポイント移動などをマメマメとサポートしてくれます。
最初のポイントは、すっかりハゼのアタリがなくなったので
だいぶ下流に移動してもらいました。
ここ数年で完成した涸沼のコンクリート護岸です。
ちょっと前は、葦がたわわに生えたりした
自然そのままでしたが・・
川の流れや岸辺を守ったり、洪水対策のために
このような低水護岸が作られました。
これってラムサール条約に違反してないのかしら?
今度のポイントは、葦が生い茂る天然中洲の近くです。
合鴨たちがスイスイと泳いでいます。ここでも速攻で釣り上げた「F師匠」。
若干大き目の良型が出ましたね。このポイントでは、平均てし10〜13センチクラス。
ようやく天麩羅に出来るサイズかな?筆者も手羽根和竿からリール和竿へチェンジ。 ←アハハ♪
これまでも鈎を挟まれて・・
ヤマトシジミが釣れて来ることが多々ありましたが、
天秤の部分を挟まれたのは、初めての経験ですね。
しかし・・
このポイントで釣れるハゼは、何故か傷だらけです。
ほら。胸鰭のところに噛まれた傷があるでしょ?
釣れる殆どのハゼにどこかしら傷があります。
途中でカムルチー(雷魚)やウナギなんかにアタックされたんでしょうかね?
謎です・・
正午をまわりました。 大倉船長をお呼びして船宿へ帰ります。
←逆光+日焼けで真っ黒なので
お顔がよくわかりません。
次回の機会には、ちゃんと撮りますね。(ペコリ)
行き同様、曳き船で帰ります。
皆さん釣れましたでしょうか?
途中・・
曳船が近づくとボラがビックリして飛び跳ねます。
(バッシャーン!)
タイミングが合うと舟先で跳ねたボラが
後ろの舟の中に不時着します。
運が悪いと頭や体にゴーン!!です。(苦笑)←いつも撮影する涸沼畔のランドマークです。
介護用の施設に転身したような記憶ありますが、
何だか随分と殺風景ですねぇ。実は、もう廃業しちゃったとか??帰りも10分程度でした。 舟を岸にあげると・・
ニャンコ登場!(にゃあ)
ハゼを頂戴とおねだりするも
あげないと・・
悔しくて・・
ハゼの匂いがするリールに「ガブリ」。
(可愛い)
船宿の軒先に置いてある舟に何やら不思議なものが・・
「それはねぇ・・鰻の延縄ですよ。」
・・と女将さんが教えて下さいました。
最近は、涸沼のウナギもサッパリだとか。
さてと・・
帰りますか!
今回の釣果です・・
釣れたサカナ 釣れた数 コメント マハゼ 40〜60尾 6〜13センチ 外道 数尾 コトヒキ、ウグイなど
高活性、高成長のイメージが強い涸沼ハゼですが、
今日のところはイマイチ・・
前振りが裏目となりました。
女将さんに伺いましたら、
この日、全体的にはもっと釣れていない様子でした。
(平均20尾前後)
20センチ級のケタハゼを狙うなら
年越した大きい「幽霊はぜ」が、8月まで釣れるそうです。
デキハゼ(一番子)は、
まだ落ちていないので、そんなに成長していないそうです。
晩秋以降が良いのかな?
〜船宿情報〜
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船宿
「大倉屋」
〒311-3125 茨城県東茨城郡茨城町下石崎1652-8
029-293-7101
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よろしかったらどーぞご覧ください♪( ∩_∩)_旦~~
〜おまけ〜
帰宅してから、チャッチャッと捌いて・・
カラっとから揚げにしました。
ビールのおつまみにサイコー!!天麩羅サイズを無理矢理
から揚げにしちゃいましたので二度揚げ。
ちょっと揚げ過ぎましたね。
でもアツアツでサクサクのウマウマでした♪
晩秋になったら・・
もう一回くらい大好きな涸沼へ行こうかしら♪
ぶぶまるちびれぽ
涸沼はぜ釣り2016神無月
茨城県涸沼「大倉屋」
2014/10/02
↑船宿の庭に転がっていたこの看板。
街頭に付いていたものが、何かの拍子に落ちたんでしょうね・・(苦笑)
-レポ作成-
2016/10/23
〜おしまい〜
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