公開観客動員数


2018年7月14日(土)。

ここ数年、「寒鮃」からすっかり遠ざかっている筆者です。
以前あった「寒鮃」に対する情熱と根性は、
いったい何処にに行ってしまったのか?
寄る年波には勝てません・・
(↑老いぼれ爺さんか?)

そんなんで恒例の「夏鮃」と参りましょう!
船宿は、軽く20年以上は通っている
飯岡港にある「幸丸」です。

夏のヒラメ釣りは、暑いですが
ウエアも少なくて済みますし、
ヒラメの活性も高いので浅場で釣れます。

この直近の釣果では、
2〜3キロ辺りの良型も出て
数も2〜10枚超たとか。
期待しちゃいますね!




当日の気象情報

■日程 2015年7月14日(土)
■船宿 千葉県飯岡港「幸丸」
■日の出/日の入り 04:31/18:54
■潮周 大潮
■干潮時間(潮位) 11:03(-5cm)/23:00(95cm)
■満潮時間(潮位) 03:40(154cm)/18:10(136cm)
■波 1.5m
■天気 晴れ
■降水量 0.0mm
■気温 最低23℃、最高29℃
■湿度 88%〜92%
■風向・風速 南西2〜東5m/s
※気象庁当日発表資料(千葉県犬吠埼観測)

↑絶好のコンディション♪


今回は、諸事情により横浜から出発。



飯岡まで2時間30分ってところでしょうか?


15時30分。
現地到着。

      飯岡に来ると必ず立ち寄る魚屋さん。
|モ海産」(ボウモカイサン)です。
(↑難しい屋号)

ここのお母さんと息子がとても愛想が良くて
とても気に入っています。
この時期の店先には、岩牡蠣とコイツ。
「丸蟹」(ヒラツメガニ)です。

甲羅にHの文字が見えることから
「エッチガニ」と呼ばれてもいますね。

このカニ。
味噌汁や茹でても旨いのですが、「ボウモ海産」では
空揚げにしてくれます。
バリバリと殻ごと豪快に食べられます。

ヒラメを捌いているのは
息子の「高橋彰」さん。



房子母さん、自慢の息子です。
ヒラメ捌くスピードが速いこと速いこと。
(尊敬)


彰さんが
「昨日の客が言ってたけど・・ヒラメ全然釣れてないらしいよ」
「あらま。そうなの?」

        こちらが看板女将の「高橋房子」母さん。
いつもお洒落です。
        自宅の外側に
まだ子供のカメが飼われていました。
(カワイイ)

房子母さんに・・
「アンタ、このカメ持ってくかい?」
・・と言われましたが、丁寧に遠慮させて頂きました。

前泊先は、飯岡港にある「岸壁荘」。
(知る人ぞ知る有名な民宿)


特に夏場の週末は、宿泊予約が取れにくく
筆者たちも3か月も前からの予約でした。



オレンジカラーの外壁がトレードマーク。

女将さんの旦那が、材木屋さんで、
室内には、ふんだんに高級材木が使われています。
御造り、汁物、焼物、揚げ物と・・
夕食にこんなにたくさんの料理が付いて
ひとり8000円もしない。(安い)
こちらは別注の岩牡蠣。

日本酒をいっぱい飲んで
21時には就寝。


翌朝・・


3時30分に起床。



4時に船宿に行って支払いをするが
一番船は、4時前には出船しているのでもう誰も釣り客はいない。

まあ、どうせ仕立てなので多少遅れても大丈夫。
(その分、釣りの時間が減ります。)

←本日は、23号船です。
23号船は、幸丸の中では若手の「渡辺船長」。
ハンサムな上に丁寧な接客なので
女性客に人気があります。

ルアー系は敏腕。
5時15分に河岸払い。
定刻(4時30分)からだいぶ遅れての出船。

30分走って最初のポイントに到着。
飯岡真沖(たぶん)。



霧が濃くて視界5メートルもない。
海は、トローンとした大凪状態。

ギラギラ太陽が、霧で遮れて
気温が低くく過ごしやすかったですね。

17号ムツ鈎に小羽(マイワシの小さいの)を鼻掛けにして
底まで落とし込む。

水深は、18mと浅い。

何もアタリがないまま約2時間・・

え〜!!
ヤバいじゃん。

「渡辺船長」が、50mのやや深めのポイントへ変えると
ようやくアタリが出始める。

まずは、大ドモで小ソゲ。

続けて・・

胴で小ソゲ。
      筆者には、これまた大きなマトウダイ。
45センチはあります。

9時を過ぎたころ
ようやく霧も晴れてきました。



ちなみに5人の仕立て。
(超贅沢)

筆者にキロソゲ。
トモ寄りにマハタ。
ミヨシにカサゴ。
大ドモにワラサ。(5、6キロはありそう)

←途中でサメに齧られました・・

しかし・・
大きいヒラメが来ませんね。
「ボウモ海産」の高橋彰さんが言ってた通りだ・・
頑張らなきゃ。


その後もアタリは遠い・・



マイワシの消費も進まない。


10時。


太陽が出るとジリジリと暑い。



しかし・・見事なベタ凪です。
海の上を歩けそう!

この日は、アタリも繊細で喰いが浅い。
竿を手持ちでずっとコントロールして、小さなアタリを読み
きちんと送り込まないと鈎掛かりしません。
筆者にマハタの赤ちゃん。
(速攻リリース)
小ソゲも追釣して終了〜!!
(アチャー)

10時30分。

11時に沖あがりなので
筆者は、とっとと止めて帰り支度。


ついでに
生簀に入れてあったヒラメも〆る。



全部で6枚でした。
5人ですから、何とか全員分のお土産確保しました。
デカイのいないよ〜(涙)

東洋のドーバーとか言われている
飯岡刑部岬の切り立つ壁。
「本日も“幸丸”をご利用下さいましてありがとうございました・・」
「ヒラメもまあまあ大漁!天気も最高!船も大きい!船長もとっても優しい!」
「またのご乗船を心よりお待ちしております!」
「下船後のおしぼりサービスとランチサービスもご利用ください!」

・・しっかり、周りの船や釣り人たちにも聞こえるように
本日の釣果や自己アピールすることを欠かさない。
これが商売上手の「有限会社幸丸」の教育方針である。(※)

(※↑2008年・2009年・2010年のレポから流用)
←親方(社長)のガッツ向後嗣一氏。
とっくに船頭は隠居していますので、船宿経営とサポートに専念しています。
いつまでも元気でいて下さい。
23号船は、すぐに午後のマダイ釣りにGO!
ひとつテンヤも相変わらず人気です。
いってらっしゃい!
船宿に帰ってサービスランチを頂く。
昔から変わらない味が嬉しい。

そういえば・・
数年前(2011年位まで)に女将の「向後ひろ子」さんがやっていた
“朝食弁当”はもう復活しないのだろうか?
美味しかったなぁ〜♪


今回の釣果です・・


釣れたサカナ 釣れた数 コメント
ヒラメ 0〜2枚 キロ前後
ワラサ 1尾 なかなかのサイズ
その他 マトウダイ、マハタ、カサゴ

ポイント 飯岡真沖、水深18〜50m前後、水温23.5℃


〜船宿情報〜
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千葉県飯岡港
幸丸
http://cb-sachimaru.com/
〒289-2705千葉県旭市飯岡3374
0479-57-2258
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今度は、久々におっかねー「宮内望大師匠」の船に乗ろうかな。
いじるの好きだし♪
(引退しちゃったけど)


〜おまけ〜

夏鮃の御造りですが、夏場の身は脂肪が少ないので
厚めの刺身にします。

プニプニと旨みと食感があって好きです。
        こちらは、夏鮃のピカタです。
天麩羅やフライも好きですが、バターソテーやコレも大好き♪

カレー粉を卵にまぶしてピリ辛にするのもイケます。
最後は、切り身と縁側を利尻昆布で〆たものです。
200号のオモリ4本で重石して(www)で冷蔵庫で3日間。
飴色になってモッチリと美味しい♪

またね。


ぶぶまるちびれぽ
外房夏鮃釣行2018
千葉県飯岡「幸丸」
2018/07/14



-レポ作成-
2018/07/29

〜おしまい〜








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