公開観客動員数


2018年4月22日(日)。

この船宿ももう十数年通っていますね。
南房にある名船宿「酒井丸」です。

「酒井船長」に予約の電話入れましたら
ここ数年、このエリアも不漁続きで、
今年もあまり期待できないという事でした。

でも・・
毎年、この時期に名物船長の顔を見ながら根魚釣らないと
春が来た感じがしません。ww

そんなんで
富浦漁港「酒井丸」に行って来ましたよ。

 






当日の気象情報

■日程 2018年04月22日(日)
■日の出/日の入り 04:59/18:18
■潮周 小潮
■干潮時間(潮位) 02:05(90cm)/15:10(20cm)
■満潮時間(潮位) 07:23(124cm)/22:56(110cm)
■波高 1.5m
■天気 晴れ
■降水量 0.0mm
■気温 最低15℃、最高25℃
■湿度 最低82〜最高92%
■風向・風速 南西4〜南南西2m/s
※気象庁当日発表資料(千葉県館山観測)

天気は良さそう。
でも小潮か・・


午前4時30分現地到着。



さすがにまだ薄暗いですね。
「酒井丸」のエンジンが回っていますので
どうやら「酒井船長」は来ているみたいです。


「あんだかよー!この前よー海●保安庁の査察があってよー」
「客に救命胴衣着せろだとか、乗船名簿書かせろだとか、船長は●飲んじゃいけねーとか、やたらウルヘーんだよ」
「近くの船なんかさー業務停止2週間だおー」
「ワリーけんど救命胴衣着てからノートにも書いてくんな」
「ったくメンドーったらありゃーしねー」

・・と、朝っぱらから全力でボヤかれる。
でも、それって至極当り前のことなんですけど。(ゲラゲラ)

「さあ。さっさと乗んなよ〜」
・・と、酒井船長がいうので道具担いで乗り込む。

今日は、仲良し3人組で仕立てです。
(これしか人数集まらなかった)
4時45分、出港・・
(いやいや早過ぎでしょ)
どんどん進む・・

間もなくして・・



厚い雲の上から美しい日の出が現れる。
(合掌)


港から15分も走らないうちに停船。


「あの組合の船がよー、定置網引っ張り終わるまでここで待機!!」
いつものように海上で1時間以上も暇つぶし。



その酒井船長のうしろで
「出船時間遅らせればイイじゃん」
・・と「びたんさん」が笑う。
(そりゃそーだ)

←これがその組合の船。
一生懸命、定置網を揚げていますね。

あの船からヘシコ(カタクチイワシ)を買い付けます。

しばらくして・・
(待ちくたびれた)

「酒井丸」と組合船がドッキング。
現金2,000円を手渡して活き餌を仕入れます。

←あら〜!ヘシコ(カタクチイワシ)が殆どいませんね。
馬鹿デカイ大羽(真鰯)ばかりです。
サイズにして平均・・20センチはある
大羽(真鰯)がウヨウヨ。(旨そう!!)

「今夜はイワシ料理祭りだ!」



素直に喜ぶ「海たぬきさん」。
もう・・かれこれ20年以上の釣り友達です。


「酒井丸」は、洲崎沖へ。
30分以上走りました。



風が強く、ウネリが出ています。

6時30分。
実釣開始です・・

潮が早いんで50号オモリのヒラメ仕掛け。
(いつもなら35号と軽め)
船の真横からウネリが当たって釣り辛いし・・
だんだんと気持ち悪くなってきた。(うっぷ)

←それでも必死にカサゴを釣る。

横波で船が揺れてるシーンを動画でどうぞ。



↑この撮影の前は、もっと凄かったですよ。
船酔いしやすい方は、見ながら嘔吐しないように・・(苦笑)

※音楽が流れますのでボリュームにご注意ください!※



びたんさん」も根性でカサゴを釣るが
どうやら船酔い気味は同じらしい・・w

←この画像だと波は静かですが、突風が吹くと飛沫がかかる。
酒井船長も音を上げる。
「ダミだー!釣りんなんねーよー!!」

とっとと移動。

結局・・
富浦沖に落ち着き、オニカサゴ(イズカサゴ)狙いに変更。
餌は“サバの切り身”です。

あ〜あ〜
さっき買い付けた活き餌が勿体ない。

富浦漁港真沖。

完全な風裏となりまして、横波ドンブラコにはなりません。
良かった〜これで釣り易くなりました。
竿もリールも仕掛けもオニカサゴ仕様に変更。

大型天秤に120号オモリ背負わせて・・
120mから150mの水深を狙います。
「釣れた〜!小さいけど。」

←海たぬきさんが嬉しそう!
「なんだちゃっけーの!!」
・・と、文句を言いながら酒井船長が傍に来て・・
「パチパチパチ」
・・と、アブねーからと毒針を切り取ってくれます。
(以外に世話焼き)

しかし・・


「オニカサゴ」からのシグナルは遠い。

筆者に釣れるのは、こんなのばかり。

上が「ヒメ」で下が「アズマハナダイ」ですね。
金魚みたいにカワイイので優しくリリース。
今度こそ「オニ」かしら??
・・と思ってましたが、普通の「カサゴ」でした。
続けてこんなの。
おっかしーな?!タナをもっと上げてみましょうか?

←「カナド」の大きい奴。

3時間以上粘って・・

ようやくオニカサゴを2尾ゲット。(真ん中)

上の2尾は、カサゴです。
左下のは「ユメカサゴ」ね。(旨い奴)

そしたら・・

酒井船長がやって来て・・
「オメーようやくオニが釣れたな!」
と、ハサミでパチパチ。

今何時だろ?
時計を見ましたら正午過ぎでした。


「船長、何時までやるの?」
「オメーらが決めんなよ」
「では、13時で終わりましょう。」
「おーよ」

13時となり沖あがり。

ズドドドドドドドドドドドドド・・
帰りは、近いので30分位。
富浦漁港に帰って来ました。
ロープ掛けと縛りは、客が手伝うのが「酒井丸」の掟。
年寄りの客の時は、どうするんだろ?(苦笑)
活きイワシに混ざってマアジも発見。(ニヤリ)
旨そうなので連れて帰る。

酒井船長に船代支払って
挨拶して帰路につきます。

「船長!またねー!」
「おー!」

おっ?!
「びたんカー」が、新しくなっていたので
ちょっと車内を拝見させてもらう。

へぇ〜!
車中泊できるように改良されていますね。

いろいろ工夫されてて快適そうな空間です。
いいなー!

「それじゃ“びたんさん”またねー!」
「はいはい。またねー!」


本日の釣果です・・

釣れたサカナ 釣れた数 コメント
カサゴ 6尾〜8尾 20センチ前後
オニカサゴ 2尾〜3尾 25〜35センチ
その他 数尾 ユメカサゴは美味い

ポイント 富浦漁港真沖・他

年々、釣果が激減していますね・・
数年前は、大きなカサゴがひとり20尾くらい軽く釣れました。
きっと釣り人たちが、乱獲し過ぎちゃって枯渇したのかしら?
(反省)


〜おまけ〜

帰りのアクアラインは、行楽帰りのクルマで大渋滞。
東京湾内には、いつも変わらず・・
外国の大型タンカーや貨物船が停泊していました。

←アクアラインから見る東京湾が好きです♪

〜船宿情報〜
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千葉県富浦漁港
「酒井丸」
http://www.geocities.jp/t_sakaimaru/
〒299-2403 千葉県南房総市富浦町原岡209
0470-33-3101
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↑鬼笠子を塩焼きにしてみました。

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〜おしまい〜








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