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このレポートは「復刻版」です。 |
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2000年8月30日(水)。 まだ残暑厳しい8月の末・・ 釣り仲間の「海たぬきさん」が、 暑気払いに利根川にウナギを釣りに行きませんか? というお誘いが来ました。 ウナギが、大の好物である筆者(ぶぶまる)は、 当然の如く二つ返事で了承。 早速、ふたりで利根川にあるウナギ釣りの名船宿・・ つり船「佐助」に行くことにしました。 |
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当日の気象情報・・
■日程 2000年8月30日(水) ■船宿 千葉県東庄町「佐助」 ■天気 晴れ時々曇り ■降水量 0.0mm ■気温 最低25.4℃、最高32.8℃ ※気象庁当日発表資料(千葉県観測)
利根川下流の千葉県側、
香取郡東庄町(とうのしょうまち)にやって来ました。
時刻は、15時00分。
(デジカメ・プロパティからのデータ)
↑利根川の河口にほど近いこのエリアです。
右側下の尖っているところが、関東平野の最東端、
千葉県銚子市です。
(都内からだとかなり遠いです・・)
ちょっと拡大図。
↑JR成田線「下総橘駅」(しもうさたちばなえき」が最寄りの駅です。
正直にいってクルマでないと厳しいですね。
天然鰻釣りと言えば「佐助」。
あちこちのメディアにも掲載されるほど有名な船宿です。
初めて伺いましたので、
「佐助」の名物大船長と記念撮影。
「なんだ?オメーら釣り情報誌の取材か?」
・・と、言われてしまいました。(苦笑)
記念写真も挨拶もサクサクやって
15時10分。
さあさあ・・
船に乗ってウナギ釣りに出掛けましょう!
↑利根川で釣りなので、小さな小舟を想像していましたら
なかなかの立派な遊漁船ではありませんか!
颯爽とカメラ視線で乗り込む「海たぬきさん」。
最初のポイントは、航程5分程度・・
利根川と黒部川、常陸利根川の3つの河川が合流するエリアに架かる
潮止めの「利根川河口堰」に「黒部川水門」と「常陸利根川水門」。
この水門の手前のポイントから攻めます。
↑ちなみに操舵しているのは、大船長ではなくて若船長。
さっき記念写真を撮りました大船長は、お仕事を引退しています。
(ちょっと残念)
まだまだ日差しが厳しい夏の午後。
広大な利根川下流を望むと・・
遠くに入道雲(積乱雲)が見えますね。
「ウナギがかかった!スゲーひく!」
・・って、大騒ぎする「海たぬきさん」。
(本当〜?!)
おおっ!
確かに平べったいウナギが釣れました。(笑)←平べったいウナギ(違)を
自慢げに見せる「海たぬきさん」。
潮が入り込む汽水域なので海水魚もいるんですね。
こんな感じで2時間ほど費やす。
全然ウナギが釣れないんですけど・・(涙)
船長曰く・・
陽が落ちないとウナギは釣れません。
(あっそう)
18時をまわってようやくイイ感じに♪
まったりとした景色が美しい。
「チャプーン!チャプーン!」
・・船が動くたびに魚が跳ねます。
何でしょう?ボラかしら?それを掬おうとする「海たぬきさん」。
(無理だろ)
そんなこんなでウナギ釣りに本腰を入れる。
「竿は多いほど良いですよ!」
・・と、若船長が言うので4本ばかし出してみる。
「ハイ。釣れました〜!」
・・ってな感じで見本を見せてくれた若船長。
おおっ!初ウナギだ〜!天然だ〜!!(感動)
因みに・・
利根川の事を昔から「坂東太郎」と呼びます。
坂東太郎は、「日本三大暴れ川」の長男として有名です。
その名前をとってこの川で採れる天然鰻に近づけた品質で量産した養殖鰻を
「うなぎ坂東太郎」として販売する会社もあります。
それだけ利根川の天然鰻は、ブランド力が強いんですね・・
しかし・・
それから小一時間。
日がすっかり落ちて・・
真っ暗になってもなかなか釣れない。
やっぱり・・
ウナギ釣りは、素人だからかしら?
ようやく・・
「海たぬきさん」にウナギがヒット。(おぉ〜!!)
でも、江戸前穴子サイズだね。
←若船長が言うには・・
このサイズは、「メソ」というそうです。
でも、小ぶりが反って美味しいらしい♪
筆者にもようやくコツコツと鋭いアタリが・・
すかさず即アワセを入れると・・
イエーイ!!
待望の初ウナギです。
↑目測、40センチ位でしょうか?
凄く嬉しい!
・・てな感じで20時30分まで頑張りましたが
ひとり辺り・・30〜40センチのメソっ子が
3尾ずつ釣れただけで終了。(チーン)
生まれて初めてのウナギ釣りとしては、まあまあだったのかしら?
(よくわかりません)
船宿に帰りまして・・
釣りたてのウナギを捌いてもらいます。
人によっては、数日間綺麗な水槽で落ち着かせた方が
泥臭さが抜けて良いとかいいますが・・
焼いたり、蒸したりの調理時間や方法により、泥臭さや堅さが
無くなるという人もいますね。
まあ・・もし、自分で捌く人は、そのままお帰りでOK。
←目打ちして、捌きに入りますが・・
この赤いの・・ドライバー?!(苦笑)「ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
あっという間に捌き終了。(流石)
「メソっ子」だけじゃ喰った気しないだろ・・って、
若船長が取り置きしておいた
大きめの天然ウナギを一本ずつ下さいました。
(やった♪)
それが大きい!!
70〜80センチ級の太い奴。
←写真だとわかり辛いですが、
利根川の天然モノで所謂「黄金ウナギ」です。調子に乗って、笑顔でそいつを掴む「海たぬきさん」。
(子供か・・)「ドン!ザク!ビーーーーーーーーー!」
(目打ち、絞め、開き)あっという間に解体終了・・
ウナギさんゴメンね。
美味しく頂きますから♪
そして・・
捌いてもらったウナギをパック詰めにしてもらって
船代ふたりで28,000円を支払いをして帰ります。
(仕立てです・・)
この日の釣果です・・
釣れたサカナ 釣れた数 コメント ウナギ ひとり3尾 30〜40センチ 他 ? アカエイやナマズ
大船長曰く・・
利根川のウナギ釣りは、
梅雨前か入り後の5月か6月頃が最高らしいです。
(ふーん)
〜船宿情報〜
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つり船
「佐助」
〒289-0612 千葉県香取郡東庄町石出45
0478-86-0815
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※ご注意※
2000年の情報です。
現在(2016年)、つり船「佐助」は、廃業しています。
利根川うなぎ釣りバックナンバー ぶぶまるちびれぽ 〜復刻版〜 利根川うなぎ釣り2000葉月 千葉県東庄町「佐助」 ぶぶまるちびれぽ 〜復刻版〜 利根川うなぎ釣り2001水無月 千葉県東庄町「佐助」
ぶぶまるちびれぽ
〜復刻版〜
利根川うなぎ釣り2000葉月
千葉県東庄町「佐助」
2000/08/30
↑これも戴いた天然ウナギ。
パリパリっと白焼きにして、山葵醤油で食しました。
大変極旨でございました♪
-レポ作成-
2016/11/27
〜おしまい〜
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