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このレポは、「復刻版」です。 レポの作成日が、2018年12月なので・・ 今からちょうど17年9か月前の釣行記となります。 レポファイルが、サーバー移管で一度消滅しましたので 原画から掘り起こし、復活させました。 当時は、デジカメの性能も今ほどではなくて 画素数も少なく、画質も荒いのでのすが 手を加えてなんとか見える程度に加工してみました。 今はもう廃業してしまいました 名船宿、京成八広「山田屋」を 懐かしんでご覧ください。 |
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2001年03月28日(水)。 寒かった冬もようやく終わり 桜が咲く春。 思いっ切り、平日の水曜日なのに キス釣りに行きたいと「山田屋」に電話しました。 しかもたった二人。 (↑無茶ぶり) 当然、断られると思ったら・・ 山田屋社長が、「いいですよ」・・と、快諾。(おー!) |
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当日の気象情報
■日程 2001年03月28日(水) ■日の出/日の入り 05:34/17:59 ■潮周 中潮 ■干潮時間(潮位) 00:43(38cm)/12:55(14.6cm) ■満潮時間(潮位) 06:46(182.5cm)/19:25(176.3cm) ■波高 0.5m ■天気 曇りのち晴れ ■降水量 0.0mm ■気温 最低8.3℃、最高17.4℃ ■風向・風速 北東3〜南5m/s ※気象庁当日発表資料(千葉県船橋)
まずは、思い出話。
京成八広「山田屋」。
この船宿は、名前の通り
京成押上線「八広駅」の近くにありました。
いつ頃から通い出したのか、ハッキリとした記憶がありませんが、
残っている写真をみると恐らく、1997、8年くらいからと思います。
ここの社長と奥さんが、とても愛想がよくて
何かの切っ掛けで一回通い、すっかり気に入ってしまい、
毎月数回、シロギスやカレイ、ハゼ、メバル、カサゴ、カワハギ釣りなどにお邪魔していました。
毎年、6月頃に開催していた「デイリースポーツ・シロギス釣り大会」にも参加したり
仲間を集めて“天ぷら船”なんかも年に数回仕立ててましたね。
楽しかったなあ〜!
「山田屋」の場所は、荒川の河川敷です。
東京都墨田区八広と葛飾区四つ木を結ぶ、京成押上線の鉄道橋と
木根川橋との間に船着き場がありました。←は、現在(2018年)、検索したGoogleマップの画像です。
荒川の土手を下った、黄色の○辺りに「山田屋」の船宿がありました。
写真の右側に見えるのが、今も残る桟橋と遊漁船と屋形船です。
ほぉ!
船、まだ処分していないんだ・・
さて・・
話は、2001年に戻ります。
出船は、ちょっと遅めの午前8時。
現地には、7時半に到着。
「社長、奥さん、おはようございます。」
「おはようございます。毎度どうも。」
いつもご夫婦で出迎えてくれます。
この写真は、筆者が「たまには記念撮影でもしましょう!」
・・ってな感じでパチリとやりました。
このトラディショナルな船小屋に哀愁があり、なんとも好きです。
入口には、ベンチや椅子があって、ガラス窓には、マコガレイの魚拓が
いっぱい飾ってあります。←この船は、山田屋社長が最後に購入した「第七・山田丸」(16トン)。
みんな「ヤンマー船」って言ってます。
湾奥の遊漁船としては、大きい方で・・
とても速く、安定感のある船です。でも、今日乗る船はこちら。
オンボロの「山田屋ピュンピュン丸」です。(ゲラゲラ)
(↑筆者たちは、勝手にこう呼んでいる)
釣り客は、筆者と身内のもう一人しかいないので乗合船の貸し切り。
燃料代も出ないのでこっちの小船で行きます。
実はこの船・・
天ぷら船にもなる小さな江戸前遊漁船なのです。
こんなのでもキャビンやトイレも完備。
でも、エンジンが、よく故障しますけど・・(苦笑)この日の船長は、「間門陽介」君。
砂利屋の御曹司とかで、よく修行がてら「山田屋」にバイトに来ています。
この当時で20歳くらいかな?釣りの相棒は、「グレたろう」。
ちょうど磯釣り師から沖釣り師となったばかりの頃でしょう。
今(2018年)では、もう一緒に釣りに行くことはありませんね。
元気でやってるかな〜?荒川河口を出て、しばらく走ると・・
右手に羽田空港が見えてきました。
一時間ほどでポイントに到着。
中ノ瀬ですね。
仕掛けを落とし込むと
速攻でマコガレイが釣れました。
←25センチってとろかな。立って足を船べりに乗せたまま釣りをする
とてもお行儀の悪い「グレたろう」。
間門船長が睨んでいますね。(うそ)おっ!一荷だ。
しかも良型のマコガレイ・・(悔しい)筆者は、4本出し・・
←手前の白い竿。
今は懐かしいインターラインのロッドですね。
この当時は、随分と流行りましたね。
片付けやメンテナンスがとしても面倒でしたので、
いつの間にか生産中止になってしまいました。ロッドキーパーは、お手製です。
これ、何だかわかりますか?
実は、針金ハンガーです。
以外と使えるんですよ♪
内側の部分をもう少し浅くしないといけませんね・・(苦笑)この日は、シロギス五目ですが・・
メインは、置き竿でマコガレイを狙っています。こんな可愛い外道も釣れます。
ホンビノスの殻に隠れていたのは、イイダコです。マコガレイの大小さまざま・・
大きいので30センチ。
あとは木っ葉ばかり。(みんな空揚げですね。)
まあ、夕飯のおかず程度には釣れました。こんな感じです。
15時沖あがり。
帰りは、一時間半で帰って来ました。
←荒川、葛西橋辺りの船宿です。
「荒川屋」「泉水」「第二泉水」などがありますね。
みんな以前、お世話になりました。荒川と一緒に走る道路は、首都高速中央環状線。
その中央環状を挟んで、赤白の鉄塔の右側に聳えるのは
「第一製薬」の研究開発センターですね。
中央環状を走るとかなり目立つ建物です。
その後、2005年に「三共」と経営統合して現在の「第一三共」を設立。
(↑余計な情報)
そして無事に桟橋に到着。
本日の釣果です・・
釣れたサカナ 釣れた数 コメント シロギス 10尾 15センチ前後 マコガレイ 5枚 15〜30センチ イイダコ 1杯 かわいい
ポイント 中ノ瀬、水深不明
東京湾のマコガレイ船って
まだ元気よくやっている船宿って、あるのかしら?
最近(2018年)は、あまり聞きませんね・・
〜船宿情報〜
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京成八広
「(有)山田屋釣船店」
〒131-0041 東京都墨田区八広6-27-2
03-3617-3579
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「山田屋」は、
その後、2012年頃に廃業しました。
筆者は、一度だけ「山田屋」のご自宅へ挨拶に伺いました。
あの時は、社長も奥さんも元気そうでしたが、船宿はもうやめたと言っていました。
最後に買ったヤンマー船(第七・山田丸)は、「間門陽介」君※に譲ったけど
他の船は、なかなか処分できないね。
誰か貰ってくれないかな・・
と、言ってたのを覚えています。
お二人ともいつまでも達者でおられることを祈っています。
※「松陽丸」http://www.shouyoumaru.jp/
ぶぶまるちびれぽ
江戸前白鱚伍目釣り2001花月
2001/03/28
-レポ作成-
2018/12/08
〜おしまい〜
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