公開観客動員数


このレポは、「復刻版」です。

レポの作成日が、2018年10月なので・・
今からちょうど7年4か月前の釣行記となります。
レポファイルが、サーバー移管で一度消滅しましたので
原画から掘り起こし、復活させました。


2011年06月22日(水)。

船宿は、浦安「吉野屋」。

例の大震災から3か月過ぎた頃です。
世の中が、すっかり暗くなって落ち込んでいますが
いつまでもそんなのではいけません。
元気よく前を向いて進みましょう。
・・と、自分に発奮して釣りに出掛けた頃のお話しです。

あ。そうそう・・
今は、伝説となっている「吉野屋」の名船長・・
「高田義弘船長」も登場します。
どうぞお楽しみ下さい♪







当日の気象情報

■日程 2011年06月22日(水)
■日の出/日の入り 04:24/18:59
■潮周 中潮
■波高 0.5m
■天気 晴れ
■降水量 0.0mm
■気温 最低22.4℃、最高31.5℃
■湿度 56%
■風向・風速 南西6m/s
※気象庁当日発表資料(千葉県木更津観測)

この年は、空梅雨だったようです。


6時45分に現着。

クルマをスタッフの指示通りに立体駐車場に入れて、
座席札を取ったら船宿に入る。
ダッシュでお弁当を注文。(常識)
その合間に受付をしている「吉野眞太朗社長」にご挨拶。
乗合代金を支払い、番号札貰って、弁当も頂いて
テクテクと船着場へ移動する。

平日なのにシロギス船を二杯も出すらしい。

しばらくして・・

「吉野屋」の名物船長のお出まし。

皆さんご存じ「高田義弘船長」です。
名船長であり、釣り名人であり、仙人でもある。www

「高田船長。写真撮らせて!」
と、言ったら・・


「いいよー!でもちょっと待ってて」
「カッコよくキメるから!」
・・だって。


んで・・
撮れた写真がコレ。


え?!さっきと一体ナニが違うんだろう???

「高田義弘船長」曰く、
咥えタバコやめて、クールでニヒルな感じを演じているとか。
(ほぉ)


ここで問題が発覚。

さっき取った座席札が、実は「高田義弘船長」の船ではない事がわかりました。
(ガーン!)

筆者らの船は、「栗林晋船長」が操舵する別船でした。

そうこう云っているうちに河岸払い。
(7時30分)

ま、いっか。
また、次の機会で「高田義弘船長」の船には乗れるでしょう。

この日の相棒は、長年に渡り一緒に釣りして来ました
「二等兵くん」です。

本日も筆者に対して対抗意識バリバリです。
←こちらが「栗林晋船長」。

今(2018年)から思えば、「高田義弘船長」が勇退したのが
2012年か2013年でしたので、この頃に「栗林晋船長」へ
引き継ぎをしていたのかもしれませんね。

「栗林晋船長」も今では、貫禄のある立派なシロギス船の船長です。
旧江戸川を下り・・
河口に入り、京葉線や首都高湾岸線の橋をくぐる。

←右下に見える青い屋根は、東京ディズニーランドホテルです。

小一時間ほど走って・・

木更津沖(盤洲)までやって来ました。

新日鉄の製鉄所群が見えますね。


まずは、沖堤防の外側から攻めます。

道具は、ずっと変わらぬ「銀座東作」の鱚和竿。

よく見ると、この頃使っていたリールのPEラインが太いですね。
現在(2018年)で使っているPEは、0.6号です。

あのダイワの水色の竿掛けも今はもう手元にありません。
(どこかの船宿で忘れたのかなぁ・・)
釣果の方ですが・・
こんな感じでイイ具合です。

←おや。
筆者が使っているこの天秤。
「吉野屋特製」の大型白鱚天秤ですね。
昔から2本鈎のハリスが、絡まないと大評判でした。

今は、胴突き仕掛けが主流なので、
天秤仕掛けを使う釣り人は、半々位でしょうか。

釣れるシロギスはこんなサイズ。


天ぷらサイズですね。」

「二等兵くん」も調子よくシロギスを釣る。
筆者も負けてはいられないと
一荷で応戦。

実釣、1時間で20尾くらい。
なかなかのペース。

気温は、30℃を超えているので、
活きているうちにクーラーボックスへ移す。
(氷締め)
僚船、「高田義弘船長」を発見。
「高田義弘船長」をアップしてみましょう。

相変わらず操船放置で自らシロギス釣りを楽しんでいますね。
こんな豪快で適当な船長、イマドキなかなかお目にかかれません。w

しかも・・
釣り客も平然として釣りをしているところがスゴイ。

昼過ぎ・・

時折り、南風が強く吹く。

恐らく、潮止まりなのでしょう。
アタリも遠くなる。

・・と、いう事でランチタイム♪


吉野屋特製弁当です。
今日は、銀鮭入りの豪華版です。
所謂、シャケ弁という訳ですな。

「二等兵くん」も食べる。

←あ。
こっちの弁当の方が、銀鮭がデカイなあ・・
(どうしても比べちゃいますね)

釣り再開。

ギュンギューーーーーン!!
・・と、強烈にアタックして来たのはホウボウでした。
こんなのも釣れます。
なかなかの良型マハゼ(ヒネ)です。

これが出るという事は、海底が砂礫底混じりの泥なのでしょう・・
キュウセン(オス)です。
塩焼きにしたら旨い♪

さてさて・・
14時を回りましたのでそろそろ帰り支度。
そういえば・・
この日は、堤防の内側(浅瀬)には入りませんでしたね。
最後に極太のシロギスを釣ってお仕舞い。

帰りも小一時間走って船宿に帰ります。


本日の釣果です・・

釣れたサカナ 釣れた数 コメント
シロギス 30尾前後 ジャンボ多し
外道 いろいろ メゴチなし

ポイント 木更津真沖(盤洲)、水深20メートル前後

流石に記憶が曖昧。


現在(2018年)では、「吉野屋」のシロギス船に乗っても
「高田義弘船長」は、とっくに勇退しているので会えません。
とても寂しい限りです・・

今は、「高田義弘船長」の優秀な後輩
「栗林晋船長」が、第16吉野丸を操舵していますので
どうぞ安心して乗って下さい。




でも・・

船の操舵をしつつ
胴の間に陣取り、
鉢巻頭にあのウンチングスタイルで釣り客と競い合い・・
“一本竿で充分。二本竿なんて百年早い。”
“こうして誘うんだ。ホレホレ・・”
“ジャンボがウジョウジョ釣れるよ!ウジョウジョ!”
“ナニ釣れない?悩め悩め、釣りは一生悩み続けるものなんだ”
“オレも16ん時からずっと悩んでいる”
“ガハハハ!”
と、大声ではしゃぎながらも
丁寧に釣り客へ
シロギス釣りの醍醐味を教えてくれた「高田義弘船長」。
大ファンだったのは、きっと筆者だけではないと思います。

またいつか会いたいなぁ・・


〜おまけ〜

こうして見ると良いサイズが揃っていますね。
天ぷら用に開きました。
新鮮なシロギスの糸造りは、本当に美味しいですね。
江戸前サイコー!!

あれ?
天ぷらの写真がない。

実は・・
とてもお見せできるような写真ではなかったのでカット。
(おい)


〜船宿情報〜
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千葉県浦安市
「吉野屋」
http://www.funayado-yoshinoya.com/
〒279-0004千葉県浦安市猫実5−7−10
047−351−2544
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ぶぶまるちびれぽ
〜復刻版〜
江戸前白鱚釣り2011水無月
2011/06/22

↑ちょうど産卵前だったのでしょう・・
卵巣を集めて“かき揚げ”にしました。
(今ならこんなことしない)

-レポ作成-
2018/10/14

〜おしまい〜








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