ぶぶまるちびれぽ南房イサキ釣り2022年弥生千葉県富浦新港「酒井丸」March 27, 2022

●ぶぶまるちびれぽ March 27, 2022
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●ぶぶまるちびれぽ March 27, 2022

2022年03月27日（日）

毎年春になると活きイワシを使った根魚伍目釣りにお邪魔する「酒井丸」。
リーズナブルな料金設定と海を知り尽くした百戦錬磨の凄腕の「酒井船長」が
確実に釣らせてくれることで有名で大人気な船宿です。
その「酒井船長」、ネイティブな房総訛りで何言ってるのか、さっぱりわからないけど・・
意外と優しくて、ニッコリとした笑顔が可愛かったりするので、もう20年近くも通っています。

ところで・・
この日は、ヘシコ（カタクチイワシ）が入らないらしく、根魚釣りができません。
仕方なしにコマセ釣りと相成りました。
実は筆者・・コマセ釣りが大の苦手です。
その臭いにやられて船酔いはするし、手は臭いし、レインウェアもブーツも汚れる・・
何より海中に残留したコマセが、海底に堆積して環境に悪いので昔から自粛している釣り方です。

でも今日は、もう来ちゃいましたから・・
コマセ使わないでサビキだけでやるしかないですね。
（どんだけキライなんだ）

前日まで時化と雨だったので現地集合は、遅めの6時となりました。

絶対に時化で出ないと思っていたら・・
「酒井船長」が、「朝には凪るからでーじょーぶだ」
・・と言い切ったので安心して伺いました。

港に着いたとたん、挨拶もいつもの通りスルーされ「さぁ！早く行くっぺよ！」
同乗者3人で出船です。

↑手前のお兄さんは、酒井ジュニア。

まだ、釣りの準備をしていない・・
そんな事はお構いなしにどんどん走る。ww

最初のポイントに到着。
イサキのポイントは、まだ風が強くて入れないので
マダイが狙えるところから始めます。

各位、80号ビシにオキアミ、3号ハリスの6m仕掛けで23mダナに落とし込みます。
（筆者以外ね・・w）

早速、マダイを釣ったのは「 Kちゃん」。
美味しそうな塩焼きサイズです。

もう一人の同行者「Iちゃん」にもギューン！！

おぉっ！クロダイですね。
しかも乗っ込んで、でっぷりとした見事な2キロ級。

近年、内房の海苔養殖場に頻繁に出没して・・
片っ端から海苔を啄ばんで害魚となっているクロダイ。
昔から何でも食べる雑食魚で有名ですが、東京湾では相当に問題視されています。

胴突きのサビキでやっていた筆者には、こんなのが釣れました。
不細工ですが、なんとも憎めない顔のウマヅラハギ。
春や夏場のハギ系は、速攻で絞めて内蔵を出さないと臭くてゲロります・・w

そのうち・・
風も止んで、波も穏やかになって来ました。

「酒井船長」が、船を大きく移動させて・・
いよいよイサキのポイントに入ります。

↑鳥山が立っていますね。
どうやらイワシが回っているようです・・

「おーし！（魚探の）反応があっからよ！やってみな！」
「へーい」

イサキは、かなりの高活性のようで・・
殆ど入れ食い状態です。

酒井ジュニアは、コマセ釣りが相当得意らしく・・
パーフェクトなコマセワークで良型のイサキをビシバシと釣り上げて行きます。
（職人芸）

一方・・
筆者のサビキ仕掛けにかかったのは、可憐で美しいサクラダイ。

「それ、リリースしても戻らないから食べてあげます！」
・・と、酒井ジュニアが言ったのでみんなあげました。
（ありがとう）

で、
筆者のイサキの方は・・
サビキでいくら誘ってもイサキは釣れず仕舞い。（そうだろうね）

このままでは坊主になってしまうので、仕方なしにフカセ仕掛けへチェンジ。

ようやくイサキを釣り上げる・・

その後は、みんな順調に釣果を伸ばし・・

正午を過ぎたので沖あがり。

まずまずの釣果になったので満足そうな「酒井船長」。

山桜が綺麗ですね。
こうして見ますと、結構な数の山桜があるんですね。
花が散るとみんな緑色になって、桜の木はわからなくなります。
（当たり前・・）

楽しい1日でした。
ありがとうございました。

釣果の一部。
こんなに釣っても食べきれませんねぇ・・
上手にお裾分けかな。

●釣果報告

・イサキ 20-42尾
・黒鯛 1-2尾
・真鯛 1尾
・ウマヅラハギ 1尾
・サクラダイ 10尾
朝イチのポイントでは、のっこんだマダイやクロダイが釣れましたが、数は出ませんでした。
きちんとタナを探って、コマセワークが巧い人はたくさん釣れることでしょう。
イサキは、活性が高くてバンバン釣れますが、コマセで釣るので脂質過多の身肉です。
釣り過ぎ食べ過ぎにご注意・・w