||| 「夏ビラメ」の漁礁・沈船周り攻略法 |||
...1メートルは必ず底を切る...
 夏の時期に漁礁、沈船周りで釣る場合、まず避けたいのは「根掛かり」です。 貴重なエサや仕掛けを失うのみならず、実釣のタイムロスも大きいです。 ですから、船長から「根掛かり要注意」のアドバイスが出たら迷わず「1メートル」は底を切ることが肝要となります。 夏のヒラメは産卵後の体力回復のため、活発にエサを求めているので、1〜2メートル上を泳ぐエサにも積極的に飛びつきます。 (「ヒラメの活性」を参照) 
 但し、このようなポイントに生息するヒラメは、平坦底のヒラメよりエサを食い込む時間は短いものの、アタリ直後の即アワセではハリ掛かりする率は、案外低いようです。 ...とは言っても食い込ませるためにミチイトを送り出せば「根掛かり」は必至なので、その位置で待つか、せいぜい竿先を下げ、抵抗感を和らげる程度の配慮でも充分ですね。 頃合いをみて静かに聞き上げた時に「グッ、グィーン」と魚信があれば間違いなく食い込んでハリ掛かりしているはずです。 ここでハリ掛かりを確認したらサオを45度の角度まで立て、サオの弾力を十分に生かしてスムーズに巻き上げてみましょう。