||| イワシの桶 |||
◇イワシを泳がす「桶」もこのくらいの大きさが理想です。ただのバケツとかの大きさだとすぐに弱るし、数もせいぜい2尾まででしょうね。
 実にくだらない事ですが、笑わないでくださいね。 これは体験談なんですから...(笑)
ヒラメ釣りで、仕掛けが付いたイワシを海から回収した後に泳がせて移動する際に困ったことがありませんか? イワシが元気よく桶の中でグルグル回ると...あの海水が出てくる「ホース」に仕掛け(ハリス)が、見事に絡む。 移動が終わって船を立て直して、船長が「はいどうぞ!」って言ってるそばから我さきにと投入しようにも、「ホース」にまとわり付いたハリスが、まどろっこしい。 「手前マツリ」にもがいていると、あらら...とうとうイワシも弱ってしまった... 作者も最初の頃によくやったトラブルです。(苦笑)
 こんな経験がある人は、まず間違いなく初心者ですけど、ある程度の釣り師ともなると、いろいろ工夫するもんです。 本来、餌のイワシにとって一番イイ方法は、その都度イワシを仕掛けから外しておくやり方ですが、その後に針を刺す位置を加減したりと面倒ですし、イワシを手で握る回数が増えるというデメリットもあります。 そうなると、小移動を繰り返す程度なら、仕掛けを外さず桶で活かす方法が返って合理的になります。 例えば↑の写真のように「ホース」を丸めて直に桶に入らないようにするとか。 桶の横に開いている「丸い穴」に「ホース」を突っ込むとか。 ...こうする事で、イワシがグルグル回っても仕掛け(ハリス)が、「ホース」に絡まないっていう寸法です。
 「こんなの当たり前じゃん!」という御人は、経験豊富でれっきとしたベテランの「ヒラメ釣り師」です。 でも、こんなくだらない事をこれから始める初心者のみなさんにお教えするのが、我々、先輩の役目でもあります。 プロもベテランも初心者のみなさんも仲良く一緒に船に乗って、トラブルが少ない「楽しいヒラメ釣り」ができるといいですね。