||| ドラグの調整 |||
◇ドラグの調整は綿密に..◇
 リール選びが終わったら、ドラグの調整も忘れずに行いましょう。 保管してあったリールは、大抵は、ドラグがフリーの状態になっていることでしょう。 このままの状態で、巻き上げてもスカスカで、オモリすら上げられないですね。 また、キツク締めすぎても、ヒラメが乗ったときに「底はがし」や「突っ込み」でのやりとりの際に、「ズボッ!」と、すっぽ抜けしたり、「バチン!」..と、ハリスが切れたりして、「バラシ」という悲劇が訪れることでしょう。 
 ドラグは、ヒラメの「突っ込み対策」だけではなく、「根掛かり対策」や「マツリ対策」にも有効ですので、綿密な管理が必要だと思います。 それと、当然なことですが、ヒラメは、「タックルバランス」で釣ります。 リールの性能だけで釣る訳ではありませんので、ご留意くださいね。
ドラグ調整 強度 (/g) 対象 備考
やや弱め (ゆるめ) 200〜300 大型 指2本で摘んで出せる程度
通常 (ふつう) 400〜500 中型 指3本で引き出せる程度
やや強め (きつめ) 600〜700 ソゲ 片手で引き出せる程度
※「やや弱め」は、潮が早く、深場や岩礁帯などで大型狙いの時に有効です。
※「通常」は、これがオールマイティのドラグ調整です。
※「通常」でも竿の弾力で5キロクラス程度なら、充分に揚がってきます。
※「やや強め」は、高活性で浅場狙いなどでは有効ですが、これ以上の締め上げは、バラシに繋がります。