||| リールの選択 |||
◇小型で上質なドラグ性能付きを選ぶ◇
 ヒラメ釣りでのリールは、「両軸タイプ」のものを使います。 サイズは、せいぜい100〜250番の小型で充分対応できます。 ミチイトの太さも、リールのサイズによりますが、新素材(PEライン)の2〜3号を100〜200m程巻いてあれば充分です。 個人的には、リールの使い分けとしては、水深10〜30mで比較的「浅いポイント」を攻める場合は、100番+PE2号サイズを。 逆に水深50〜100mの「深いポイント」を攻める場合は、200〜250番+PE3号サイズを使用しています。
 また、コンパクトとはいえ、リールはドラグ性能が一番大事です。 とにかく上質なドラグ性能を持つタイプを選びましょう。 大型のヒラメのやり取りで苦労しないように、多少、値段が張っても信頼できる高性能なタイプを選ぶことが大切です。
 最近の釣りでは、メーカーの開発技術の向上とともに、ヒラメ釣りに限らず、道具もどんどん小型化してきてます。 以前は、小型両軸リールといわれても、今でいう中型というより大型に近いサイズだったですし、しかも当然重いので、体力がない人は、どうしても「置き竿」でヒラメを釣ったものです。(笑)
リールのサイズ ミチイトの太さ ミチイトの長さ 備考
100 2号 130m 浅場用
200 3号 180m 浅場〜深場用
250 3号 200m 浅場〜深場用
300 4号 250m 深場用
※300番以上の両軸リールは、まず使用しません。
※どこのポイントでも対応できる「万能サイズ」は、「250番+3号ライン」です。
※ミチイトは、水深の2倍程度をリールに巻いてあれば充分です。
※ヒラメは、青物みたいにとんでもなく走りませんから...安心してください。
※それに100mとかの深場を専門に攻める船宿も最近では、すっかり少なくなりました。
※近年、各メーカーから右利き用に「左ハンドル」の両軸リールも発売されとても扱いやすくなってます。