||| ヒラメ科の仲間 |||

◇国内にいるヒラメ科の仲間を一覧にしてみました◇
●テンジクガレイ Pseudorhombus arsius
ガンゾウビラメ属 体長35cm。 愛知県〜沖縄県、西部太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布。 水深30m以浅の砂泥底や砂底に生息し、小さい個体は、南日本の沿岸の潮留まりや河口域でも見られるが、感潮域(かんちょういき)を越えて遡上しない。
●メガレイ Pseudorhombus dupliciocellatus
ガンゾウビラメ属 体長30cm。 瀬戸内海、九州〜フィリピンを経てオーストラリア北東岸に分布。 陸柵の浅海底に棲む。 体側(たいそく)に2個の黒斑からなる眼状斑が1〜2対ある。
●ナンヨウガレイ Pseudorhombus oligodon
ガンゾウビラメ属 体長25cm。 南日本以南、東シナ海に分布。 水深30〜75mの砂底底に棲む。 体の両側の鱗は櫛鱗(しつりん)である。
●ヘラガンゾウビラメ Pseudorhombus oculocirris
ガンゾウビラメ属 体長20cm。 高知県、大分県、新潟県に分布。 水深15〜30m以浅の海底に棲み、手繰網で漁穫される。 タマガンゾウビラメに似るが、側線鱗(そくせんりん)が多く、背鰭前部の鰭条(きじょう)は平たく、やや伸長する。
●タマガンゾウビラメ Pseudorhombus pentophthalmus
ガンゾウビラメ属 体長15cm。 北海道南部以南、南シナ海に分布。 水深15〜200mの海底に棲み、底曳網で多量に漁穫される。 体に多数の眼状斑がある。
●ガンゾウビラメ Pseudorhombus cinnamoneus
体長25cm。 南日本以南、南シナ海に分布。 水深30m以浅に棲み、手繰網、釣りなどで漁穫される。
●タイワンガンゾウビラメ Pseudorhombus levisquamis
ガンゾウビラメ属 体長20cm。 高知県〜南シナ海に分布。 水深30m以浅に棲み、手繰網で稀に漁穫される。 ガンゾウビラメに似るが、背鰭(せびれ)と臀鰭(しりびれ)の基底部を除くすべての鱗は円鱗である。
●アラメガレイ Tarphopus oligolepis
アラメガレイ属 体長6cm。 千葉県・石狩湾以南、南シナ海に分布。 水深15〜45mに棲み、手繰網で漁穫される。 体長6cm位にしかならない小型種である。
●ユメアラメガレイ Tarphopus elegans
アラメガレイ属 体長7.5cm。 高知、舞鶴、福井に分布。 水深30〜75mに棲む。 アラメガレイより体高が低く、側線鱗数、背鰭、臀鰭軟条数及び脊椎骨数が多い。
 まだ殆ど挿絵や画像がありませんが、入手次第追加していきます。 こちらのページにある画像の一部は、下記のウェブサイトの協力を得て掲載しております。
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