||| ヒラメの漁況と漁法と利用 |||

◇漁獲量を安定させるために養殖放流を推進しています◇
 最近の漁獲量は7,000t前後であり、青森県を中心とした東北地方の諸県、北海道道南水域、東シナ海などに多く、主に底刺し網・底びき網・定置網・釣りなどによって漁獲されています。 養殖魚として成長が早く、高価に取り引きされるので人気があり、技術的な開発がなされています。 このため種苗生産技術も進み、生産尾数は1981年以降は300万尾を上回るようになりました。 ヒラメの栽培漁業の代表県とされる青森県では、平成2年(1990年)に青森県栽培漁業センターで大量のヒラメ稚魚が生産されるようになって本格化しています。 毎年、300 万尾〜400 万尾の稚魚を放流しており、海で漁業者のとるヒラメも増えてきています。 ヒラメは、マダイとともに白身の高級魚であり、刺身、フライ、ムニエル、すし種などになります。
●更新日:2003/01/27,2009/05/28
■参考文献:
活彩あおもりホームページ」より参照