@ヒラメの「絞める部位」(急所)をよく見極めて、確実に覚えてしまいましょう。 |
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絞めの基本は、しっかりと血抜きをして、きちんと脊柱(背骨)と脊髄(神経)を断つことです。 |
A最初に「鰓(エラ)」を切断します。鰓を切ることで、心臓の循環作用で血液が一気に抜けます。 |
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ヒラメを押さえて、外部側の鰓蓋(エラブタ)をめくって、ナイフやハサミでもって素早くエラを切断するようにします。
口腔内側から切断するのは、歯が大変危険ですので、慣れない方は絶対に無理しないで下さい。 |
B鰓を切断するとヒラメは大暴れしますので、ケガをしないように十分に注意して下さい。 |
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続いて、頭部側の部位を切断します。この部位を断つことで、ヒラメを即死させます。
脊柱(背骨)と脊髄(神経)の切断は、有眼側と無眼側どちらでも結構です。骨を断つだけですから片側(面)だけで充分です。 |
Cできる限り骨と骨の間の部分に沿って、刃を入れると切断がスムーズになります。 |
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更に、絞めと血抜き効果を促進させるために尻鰭(シリビレ)の付け根の脊柱(背骨)と脊髄(神経)も切断します。
尻鰭の付け根の脊柱(背骨)と脊髄(神経)の切断は、神経以外にもまわりにある動脈ごと断ち切るという目的もあります。 |
D最後にヒラメを海水に漬けて、心臓の循環作用を利用して血液を抜きます。 |