||| 黄金のヒラメ |||

週間つりニュース  2001/5/4 から引用
◇千葉県館山沖水深13bで女性アングラーが釣り上げた9.8`の黄金ビラメ・・(船宿:洲ノ崎「善平丸」) ◇完璧な天然の渡りですね・・黄金が出るってことは「赤ビラメ」も出てもおかしくないってことですよね・・う〜む┐('〜`;)┌
◇珍しい黄金色のヒラメの写真
 もともとヒラメは、「赤」「黄」「緑」「青」「黒」「褐」などの色を発色させることができます。生息する環境や周りの背景色に合わせて皮膚の色(体色)を変化させながら、カメレオンのようにさまざまな色を形成させることができるのです。(関連ページ→「ヒラメの色彩」)
 上記の写真の個体は、たまたま環境背景に合わせて身体の色を変えようとしていた途中で「黄」だけが特異的に発色してしまった例なのか? はたまた偶然、「黄色」の砂が密集する海底にいて意図的に環境にあわせていたらこのような体色になってしまったのか? いずれにしても実に不思議な体色のヒラメです。自分では間違って黄色だけを発色しているとはわからないんでしょうか? それにしてもこんな色の状態で海底にいたらすごく目立つでしょうね・・これは大きさがすでに約10kgもあるので、そうそう外敵に襲われるってことはないと思いますが、もし幼魚のころからこの体色だったとしたらここまで生きていたのが奇跡です。
◇写真提供:「鳥羽水族館」
 ちなみに三重県にある「鳥羽水族館」では、このような特異的個体の「黄金のヒラメ」を飼育していて、いつでも観賞することができるそうです。