||| 四季のヒラメ |||

 ヒラメには、季節折々によって風流で粋な名前がつけられています。
※ちなみに↑のアニメはディフォルメです。決してこのような模様や体色に変化することはありません。(笑)
 ■春〔桜鮃〕
春は、桜が開花する季節。 この時期に「のっこみ」、つまり産卵期を迎えるヒラメは、美しい桜に例えて『桜鮃(さくらびらめ)』と呼んであげてください。 期間は3月〜5月です。 一般的にその他の例では、『春ビラメ』とか『花見ビラメ』とかも言います。 全国では水温などによりバラつきがありますが、産卵時期である「桜鮃」は、資源枯渇防止のためになるべく釣らないであげる配慮が大切です。
 ■夏〔夏鮃〕
夏は、産卵後の体力回復のために荒喰いを開始する季節。 期間は、6月〜8月です。 日差しが照り付ける暑いこの時期は、水温の上昇とともにヒラメの活性も一時向上します。 そのまま『夏鮃(なつびらめ)』ですね。
 ■秋〔紅葉鮃〕
秋は、紅葉がとても綺麗な季節。 日を追うごとに段々と山々の模様が、美しく赤色や黄色に衣替えする頃には、ヒラメも冬に向かって脂肪分を蓄えながら、運動率も一気に上昇。 期間は、9月〜11月です。 紅葉と同じように身体が変化する、つまり、身が締まりはじめるこの美しい季節のヒラメを『紅葉鮃(もみじびらめ)』と呼んであげて下さい。
 ■冬〔寒鮃〕
冬は、まさにヒラメの「旬」の季節。 昔から雪が降るような寒い季節になると、産卵の準備を整えるためにヒラメたちは、深場から浅瀬へ接岸をはじめます。 期間は、12月〜2月です。 この時期のヒラメは、食い意地も張っており、四季を通して一番、運動率が高く、非常に活動的です。 釣り界や料理界に限らず、「旬」であるこの寒い季節の極上の美味しいヒラメのことを昔から『寒鮃(かんびらめ)』と呼ぶのは、もうご存知でしょう!
※「桜鮃」「紅葉鮃」ともに『鮃屋』が命名しました。