●ぶぶまるちびれぽ April 08, 2001
このレポは〜復刻版〜です。
復刻版レポの作成日が、2021年6月なので・・
今からちょうど約20年前の釣行記となります。
レポファイルが、サーバー移管で一度消滅しましたので原画から掘り起こし、復活させました。
当時は、デジカメの性能も今ほどではなくて、1枚辺りの画素数も260MBと少なく、画質も荒いのでのすが、手を加えてなんとか見える程度に加工してみました。
懐かしんで頂けたら幸いです。
2001年4月8日(日)。
関東エリアも桜が散って春真っ盛り。
春の魚といえば・・“春告魚”のひとつ「メバル」でしょう!
この時期になると湾奥の船宿は、挙ってメバル船を出します。
東京湾のメバル釣りは、活きたモエビを使ったエビメバルが主流です。
外房や常磐などのイワシメバルとは違って、比較的小物サイズのメバルを釣って楽しみます。
この日は、当時開催していた・・
「SeaPlays♪企画みんなでわいわいおさかなつり大会」
・・いうタイトルの釣り倶楽部のオフ会(死語w)に11名で参加でした。
さてと・・
どんな釣りたっだかしら??
お邪魔した船宿は、山本周五郎著“青べか物語”で有名な江戸前屈指の名船宿・・
浦安「吉野屋」です。
1990年代から通っている常宿のひとつです。
現地集合は、午前7時。
「吉野屋」の前で先に記念撮影。(パチリ)
普通なら帰りがけに記念撮影なんでしょうが・・
帰りだとみんな草臥れてて笑顔がなくなっていると判断したか、とっとと帰っちゃう人がいたかでしょうね。
↑船宿で頂けるお茶の湯呑みは、「吉野屋オリジナル」です。
朝一番、この湯呑みで暖かいお茶を飲むとホッとしますね。
現在(2021年)のものと若干違いますが、デザインはほぼ一緒ですね。
2018年撮影の現在の湯呑み。
戦前(昭和11年6月29日)に釣れたアオギスの魚拓。
これを見るたびにノスタルジックな気持ちになり、遥か遠い昔の江戸前の美しい海に憧れを抱きます・・
これも宿内に飾ってあった遠い昔の写真です。
脚立に乗って、長い延竿で警戒心の強いアオギスをのんびりと釣っています。
もし・・この時代にタイムスリップできるとしたら絶対にやってみたい釣りですね。
今日では、高度経済成長による開発の影響で東京湾のアオギスも絶滅したといわれていて、とても残念です。
2019年撮影時には、綺麗に普請した店内に写真が復活していました。
こ
この大きな写真は、映画「青べか物語」の撮影風景です。
山本周五郎の作品をすべて読んだ筆者は、数々の映画化やドラマ化された作品も見ましたが、この映画だけは実際に見ていません。
過去に何度か、小さな映画館やイベントで映写された記録がありますが、ビデオやDVDなどの記録媒体もないようで、とても残念です。何か大人の事情でもあるのかなぁ??(勝手に妄想)
と・・
何気に「映画青べか物語」をネット検索しましたら
なんと!!2021年7月21日にDVDが発売されるそうです。おー!長年の夢が叶います。
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今も昔も出船風景は変わりません。
対岸の家並みが、少しだけ古いので時間の経過を感じますね。
そういえば・・一時、桟橋の改修工事がありましたね。
2018年の桟橋
桟橋へ移動するメンバーたち。
さて、名前が合っているかどうか・・
一番手前から「キクリン」、「たか坊」、「Shellちゃん」、「ぜんべいさん」、「三連ドンちゃん」、「グレたろう」かな。
定刻通り、8時に河岸払い。
旧江戸川を下り、河口から東京湾へ出ると・・
右手に見えるのは、まだ建設中で開業する前の「ディズニーシー」です。(2001年9月4日グランドオープン)
左手前の白い建物は・・
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。1988年開業した後に東京ディズニーリゾート®オフィシャルホテルのひとつとなりました。
2時間近くも走って・・
こんなところまで来てました。
真ん中に見える島は、もしかしたら「猿島」かな?
「ハイやってー!」(船長)
「釣れたでー♪」
いきなり開始早々にカワイイのを釣り上げて、そのまま生食いする「ぜんべいさん」。
実は・・
海がない奈良県出身の「ぜんべいさん」は、魚は何でも生で食べます。
(本当か?!)
筆者も東京湾のレギュラーサイズを釣って嬉しい。
「キクリン」も可愛らしいのをゲット!
「海たぬきさん」もメバルを掴んでニヤリ。
いい感じで凪なのですが・・
アタリはあまりない。
昼前には、もうみんな飽きてます。w
「Koppeさん」。
どう見ても釣れていないのが、わかる表情・・w
「グレたろう」は、パンの自棄食い・・
この「3連ドンちゃん」には、メバルが釣れたらしい。
あー!あー!小さなメバルを握りつぶしてますが・・(虐待)
そのまま爆釣タイムもなく、ポツリポツリと拾い釣り。
アカクラゲもプカプカ・・
ぜんぜん潮が効いてませんね。
14時過ぎ辺りで時合いかな?
まん丸お目めがクリクリで可愛いメバル。
内湾性の「金メバル」でしょうか?
推定20センチ前後のカサゴ。
こんなサイズでも釣れれば楽しい♪
ひとり・・
6、7尾ってところでしょうか。中には、大きなメバルもいますね。
15時に沖あがり。
この日の船長は、ハンサムで笑顔が爽やかな「千田貴之船長」でした。
知っている人は知っていますが・・
「千田貴之船長」のその物言いと優しかったり厳しかったり素っ気なかったりの接客態度は、今も昔も変わらない。
それが、彼の持ち前なのかもね。(初心者や初対面だとハードルが高いかなぁ)
「みなさんお疲れ様でした!」
この「吉野家」の外装は、ずっと一緒ですね。
さてと・・帰りましょう。
●釣果情報
・メバル 4-9尾
・カサゴ 0-3尾
・イシモチ 0-3尾以上
考えてみましたら・・
浦安「吉野屋」のメバル釣りには、これを最後に乗っていませんね。
その後は、ずっと「高田義弘船長」のキャラにハマってw・・シロギス釣りばかりでした。
(高田さん、お元気なのかしら?)
●船宿情報
千葉県浦安「吉野屋」
〒279-0004 千葉県浦安市猫実5-7-10
047-351-2544
https://www.funayado-yoshinoya.com/
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