●ぶぶまるちびれぽ September 25, 2011
このレポは、「初出」です。
筆者怠慢により制作するのを忘却していたレポです。(苦笑)
レポの作成日が、2022年1月なので・・
今からちょうど10年4か月前の釣行記となります。
時間データも画像のプロパティから推測していますが、正確ではありませんので予めご容赦ください。
ちょっと昔の千葉県飯岡漁港「幸丸」です・・懐かしんでご覧ください。
2011年9月25日(日)
早朝、4時集合。
みなさん朝から元気です。
↑みんなが注目している方向には、釣り番組を流すテレビがあります。
きっと、何か大物でも釣れた場面が映し出されているのでしょう・・
有限会社幸丸 代表取締役 向後 嗣一氏(親方)が、自ら受付に立ち・・
釣り客ひとりひとりに挨拶しながら応対するのは、昔からの伝統です。
船宿から船着場へとっとと移動します。
4時30分。
まもなく出船です。
筆者らの仕立て船は、手前の船(第三十一 幸丸)ではなくて
左奥の「第三十八 幸丸」(19トン)です。
美しい夜明けです・・
1時間ほと走って、ポイント到着。
ちょっと風が吹いていますね・・
みんな釣る気満々!!
がんばりましょう!!
本日、仕立て船の操舵は・・
幸丸先代の頃から若頭を務めた、眼光鋭く泣く子も瞬時に黙る「宮内 望」親分です。
(えーん・・こわいよー)
「おいテメーら!もうすぐ漁場だ!気合い入れて準備しとけよー!!」
(檄が飛ぶ)
※現在(2022年)、宮内船長は、船長業を後進に譲って引退されておられます。
しゃかりきになって、バケツに活き餌を配分するのは・・
仲乗りで、まだ船長見習いの「向後真太朗くん」(真ちゃん)。
まだこの頃は、高校生くらいかな?
みんな気合いを入れる。
ミリ単位のピンポイントで・・
大型ビラメの実績がある漁礁真上に船を停め、ピタっと安定させる「宮内親分」の舵取り。
東洋一の黄金の腕が冴え渡る。
(すげー)
「ごちゃごちゃ説明がうるせーぞ!」(宮内親分)
「ごめんなさい」(筆者)
「おし!やれっ!!」
マイク片手に「宮内親分」の怒号でヒラメ釣り開始です。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
みんなビビりながらイワシを落とし込む・・
それでも・・
「宮内親分」のポイントに間違いはない。
沖釣り大好き「KK師匠」を筆頭にどんどんアタリが出る。
(ズキューン!)
「KT師匠」にも。
(ズキューン!)
「おのちん」にも。
(ズキューン!)
バーン!!
「KK師匠」には、いきなりの2.5キロサイズが・・
ドーン!
知らない間に・・
船中バタバタとヒラメが乱舞する!
ドーン!
ソゲでも釣れれば嬉しい♪
ドーン!
こちらは、1.2キロサイズを釣った「おのちん」。
この時期、一番美味しいサイズですね。
「まだまだだ!!もっと気合い入れて釣れ!!」
(「宮内組長」に妥協は許されない・・)
笑顔が可愛い「真ちゃん」も「宮内組長」の采配に感動する。
釣れていてもポイントはどんどん移動する。
「さっさとやれっ!!」
撮影部隊なので、船中の見晴らしが良いミヨシ一番で構える筆者。
基本的に置き竿にしてあるが・・
どういう訳か・・
イワシを落とし込んで、即飲まれる。
これも2.5キロくらいかな・・
(ニヤニヤ)
「お前は目立たなくていい!」(宮内親分)
「わかりました・・しゅん」(筆者)
「いいかテメーら!ソゲ釣ったら殺す!」
「兎に角、デカイのを釣れ!!」
「とっととやれっ!」
(厳しい試練)
みんな必死になって・・
キロ超えを誘う。
「来たよー!」
何か余裕の笑みでカメラ目線をくれたのは
白いタオルの鉢巻きがトレードマークの「まさやん」。
ドーーーーン!!
本日最大の3キロオーバーが出ました。
「よし!」
(本日初めて、お褒めの言葉を頂戴する・・)
どんどんポイント移動・・
↑雲の間から注ぐ光芒がとても綺麗ですね。
神秘的でとても好きです。
「まだヒラメ釣っていないヤツいるだろ!」
「死ぬ気で釣れ!!」
(ちゃんと見てるのね・・)
「コラっ!左舷側!しっかりアタリとれっ!!」
マイクで怒鳴られるより、直接、恐ろしい形相で怒鳴られると死ぬほど怖い・・(涙)
しーん・・
(みんな小便ちびりながら釣る)
それが功を奏して・・
「釣りました!」
ギリギリ・・キロソゲか?
「おいっ!右舷側!オメーらも遊んでるじゃねーぞ!釣れ!」
(ひぃ)
右舷側でも釣れました。
良いサイズですね。
↑チョー嬉しそう・・
「うむ・・」
(満足♪)
11時30分。
沖あがりです。
1時間半ほど走って、飯岡漁港まで帰って来ました。
「本日も“第三十八 幸丸”をご利用下さいましてありがとうございました・・」
「ヒラメは大漁!天気も最高!船も大きい!船長もとっても優しい!」
「下船後のおしぼりサービスもご利用ください!」
「船宿では、“幸丸特製カレー”のランチがありますので是非召し上がってください!」
「またのご乗船を心よりお待ちしております!」
「船長は、みなさんの釣りアイドル“宮内望”でした!」
「お疲れ様でした。」
・・しっかり、周りの船や釣り人たちにも聞こえるように
本日の釣果や自己アピールすることを欠かさない。
これが商売上手の「有限会社幸丸」の教育方針である。
↑毎度お馴染み過去の“幸丸”レポから流用・・
ww
「おい!真太朗!わかったか!」(何が?w)
「はい師匠。」(やっぱり怖いんだろうなぁ・・)
「船頭はなぁ、客に釣らせてなんぼだ!」
「はい師匠。」
(素晴らしい師弟愛です・・)
ヒラメがたくさん釣れたので
「宮内親分」に筆者らも挨拶に伺い、御礼を申し上げると・・
ご満悦でした♪
「おおっ!?望さん、今日は珍しくご機嫌ですねー!!」
(実川和也さんが反応)
「あれまっ!望さんが笑顔だ・・大漁だったみたいだな・・」
(向後嗣一社長も気を遣う)
船着場からクルマで船宿へ移動・・
船宿では、“幸丸特製カレー”がお待ちかね♪
この美味しいランチサービスが堪りませんねぇ・・
さてと・・
記念撮影をして帰りましょう!
ほぉ!こんなに乗っていたのね・・w
●釣果情報
・ヒラメ 1-17枚
・外道 イナダ、マトウダイ、オオアナゴ(クロアナゴ)
超激辛の「宮内親分」のおかげで良いお土産ができました。
ありがとうございました。
●船宿情報
飯岡漁港「幸丸」
〒289-2705 千葉県旭市飯岡3374
0479-57-2258
080-8435-2255
https://cb-sachimaru.com
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