●ぶぶまるちびれぽ November 21, 2023
2023年11月21日(火)
ウィークデイに仕事をサボって東京湾で河豚釣りです。
数日前
過去に何回か一緒に釣りに行っている知人の「Kちゃん」から・・
アカメフグを釣りに行きたいと提案がありまして、日付を聞いたら火曜日。
筆者が通う、湾ふぐの常宿「浦安・吉野屋」は、生憎の定休日。(残念)
あっ!そうだ!
金沢八景「野毛屋釣船店」なら火曜日はやっているはず。
「野毛屋」は、東京湾で一番最初に河豚釣りを開拓した“黒川健太郎”船長がいる超有名な船宿です。
気合い入れて行きますか!
・・と、いうことで数日前に電話予約して、お邪魔しました。
5時15分・・
現着しました。
まだ暗い中、向かいにある運河沿いにクルマを寄せると・・
すぐにお店のスタッフの方がやって来て、受付方法や駐車場やらいろいろと案内をしてくれました。
「野毛屋」は、地元金沢八景でも老舗船宿でもあり、初めて訪れる釣客も多いので、最初の接客はとても丁寧で好印象。
船宿に入って・・
まずは、座席札を取ります。
常連さんの邪魔にならないように、ミヨシやトモを外してなるべく胴周りにしました。
次に乗船券に住所、氏名、年齢と緊急連絡先を記入したら、女将さん(恐らく“黒川勇治”親方の御内儀)が、受付してくれました。
ふぐ1日通し(10,500円)餌付き。
氷は、魚を冷やすのに必須アイテムなので、220円でブロック氷も購入。
クーラーボックスは、船宿から船着場まで、軽トラで運んでくれます。
ロッドは、折れるといけないので自分で持って行きましょう。
クルマを指定の駐車場へ入れて、着替えたら・・
船着場まで徒歩で移動します。
あれ?!
前方をテクテクと行くのは・・
オーラ漂う「黒川健太郎」船長です。
サインください!(おい)w
船着場まで、徒歩2、3分。
もう、各船に釣客が乗っていますね。
この日は、“ふぐ”、“アジ”、“マダイ”の三種で出船です。
ちょうど日の出のタイミング。
出船前のこの時間帯は、釣り人にとって最高のテンションになる瞬間ですね。
(ワクワク♪)
7時前。
そうこうしていると・・
「健太郎船長」の“湾ふぐ釣り方教室”が始まりました。
餌のエビの付け方から仕掛けの誘い、取り込みまで・・優しくレクチャー。
「仕掛けは常に“ゼロテンション”。しゃくりは“3秒に一回、仕掛けはゆっくりと落とします”・・」
この教室は、毎日やってくる河豚釣り初心者や「健流ファン」のために開催されます。
すべての釣客に平等に釣らせようとする優しい「健太郎船長」の心意気を感じますね。
7時15分。
河岸払いです・・
平潟湾の波止場からゆっくりと出船。
野島橋をくぐると・・
こちらも有名な船宿「太田屋」。
某釣りバカ映画の撮影に使用された船宿ですね。
ちなみに、この野島には知る人ぞ知る「島寿司」というお店があります。
デカ握り寿司が昔から有名です。
メニューのネーミングがちょっとエッチですけど・・w
筆者は、その昔、まだ小柴の蝦蛄がとれていたころ横浜に住んでいましたので、
この辺にもよく遊びに来ていました。
(ブレーメンの“シャコパン”復活しないかなぁ・・)
出船シーンだけ・・
住友重機の横須賀造船所。
20分ほど走ったらポイント到着。
配布されたアルゼンチンエビ。
無くなったら500円で10尾追加販売されます。
わざわざスーパーマーケットで探して買うよりリーズナブルです。
同行者の「Kちゃん」。
釣る気満々です!
こんなところからスタート。
早速、大本命のアカメフグ(ヒガンフグ)を釣り上げてご満悦の「Kちゃん」。
しかもなかなかのナイスサイズ!(いいな)
ミヨシや大ドモのフグプロの人たちは、パシパシと良型のショウサイフグを釣り上げる。
我々とは、明らかに腕とリズムが違います・・
筆者には、何故か小ぶりのショウサイフグばかり・・w
筆者らの釣果が、あまりにも渋チンなので・・
大ドモにいた超常連のフグプロの方が、餌の付け方や誘い方をアドバイスしてくれました。
(ありがとうございました。)
それでも・・
基本的には、東京湾なのでポツリポツリの寂しい拾い釣り。
外房や常磐のガツガツギュンギュンの忙しいノリと比較してはいけません・・
この日は、終始この停泊している大型船の周りのポイントを攻めていました。
海底は、砂地混じりで根掛かりはありませんが・・
途中、強烈なアタリでサメが仕掛けを引ったくって行きます。(ギューーーン!ブチッ)
東京湾は、出船が遅い分・・帰船も遅い。
とっくに切れた集中力を小出しにして、のんびりとロッドをしゃくる。
疲労で利き腕が痛い・・(じーさんだな)
14時30分。
ようやく沖あがり・・(ほっ)
「健太郎船長」が、あとで釣れた数を教えて・・というので、餌のバケツに入れて数える。
コモンフグのサイズとあまり変わらない可愛いのが7つでした。
坊主よりマシか・・w
帰りも20分くらい。
近くていいね。
朝は、船の反対側でしたので見えなかった「八景島」。
これができた当初は、人工島になんでこんなの作ったんだろうと思ったものです。
その昔、某市大病院の教授らとこの辺を毎日ランニングしていたのが懐かしいです・・
シーサイドライン。三セクの運転手がいない無人運転の列車。
JR新杉田駅と京急金沢八景駅を結ぶ、埋め立て地エリアをトコトコと走るイメージだけど、
きっと磯子区と金沢区の産業発展に貢献したんだと思います。
帰港すると・・
「健太郎船長」が、自ら河豚を捌いてくれます。
捌く順番は、適当に「健太郎船長」と眼が合った人から順番に処理してくれます。
(目力強めが有利か?)
筆者らは、初心者扱いされているので、最初にやってもらいました。(ナイス)
荷物をまとめたら帰りましょう。
お疲れさまでした・・
●釣果報告
・ショウサイフグ 7尾(船中6-26尾)
本命アカメフグが釣れなくて残念!
そういえば、どこの船宿にもフグプロがいて・・
ここ「野毛屋」でもフグプロたちと気持ちが良いくらい釣果に差が出ましたね。w
当然ながら筆者は、まだまだ修行が足りません。
出直して来ます・・
●船宿情報
金沢八景「野毛屋釣船店」
〒236-0026 神奈川県横浜市金沢区柳町7−5
045-781-5964(予約・問い合わせ)
※要予約
https://www.nogeya.com/
●おまけ
釣れたショウサイフグは、見事に可愛いサイズばかりでしたが、どんなに小さくても河豚は河豚。
しっかりと冷蔵庫でエイジングしてから大事に調理しました・・
7尾すべて、刺し盛りに使ってしまいました。
河豚鍋の具材にする余裕なし・・ww
相変わらずの適当な素人盛りですが、どうかお許しください。
河豚を成型する際に出た切り落としは勿体無いので、ちゃんと中骨と一緒に空揚げにします。
サクサクポリポリと熱燗のちょうど良いアテです。
コメント