●ぶぶまるちびれぽ November 26, 2024
2024年11月26日(火)
いやはや・・久しぶりの「たかはし遊船」です。
というより、今年(2024)は諸事情により、ぜんぜん釣りに行けておりません・・(涙)
筆者の江戸川放水路のハゼ釣りといえば、その昔は日課みたいなものでしたが・・
だんだんと週例から月例になり、隔月から四半期、さらには半年と・・近年では年数回までとなり、とうとう今年は、年一回の“初釣り竿納め”となってしまいました。(おい)
うーん・・これはマズイでしょう!
来年はもっと行けるように頑張らなきゃね。
さて・・
今回のハゼ釣りは、「たかはし遊船」が、毎年、晩秋になると企画する“近場の乗合はぜ釣り”です。
遊漁船に皆んなでドカドカ乗って、わりと近い深場へドンドン進み、釣れるポイントへ船長が釣れて行ってくれて、バリバリとハゼを釣りまくる至れり尽くせりの楽々・・ある意味「お殿様釣行」です。
10時過ぎに現地到着。
雲ひとつないスッキリとした冬晴れですね。
いつも通り、粋な江戸紫の暖簾をくぐると・・
「高橋船長」がお出迎え。
「いらっしゃいませ!ようこそおいでくださいました!」
「今日は、“ドン突き”(深場ポイント)に大型運搬船も入らないし、日並みもいいから今季最高のハゼ釣り日和となりますよ!みなさん頑張ってください。」
↑この日のキャップを見る限り、「高橋船長」どうやら巨人から楽天にスイッチしたらしい・・(違)
乗合料金をお支払いして・・
いろいろと雑談したら手荷物を持って桟橋へ移動します。
船宿(小屋)からの浮桟橋は、木製のままです・・
この昔からある木製桟橋は、風情があって好きなんですよねぇ♪
今日の乗合船は、二艘出ます。
筆者は、“鶯船”wではなくて、最近になって千葉のどっかの船宿から譲り受けてきた“白船”※にしました。
(コラコラ・・勝手に名前を付けてはいけません!)
“鶯船”には「小河原拓也船長」(14名)、“白船”は「高橋船長」(8名)だそうです。(満員御礼)
※正式には、“白船”=「第八たかはし」です。
10時20分・・
河岸払い。
いってらっしゃい!
一足先に“鶯船”が出ます。
こっちが“白船”です。初めて乗ります。(ワクワク)
船の大きさは、“鶯船”とだいたい一緒・・かな?
いや・・少し小さいかしら?
操舵室が二階建てなっていますね。
筆者は、右舷の胴です。
江戸川放水路をゆっくりと下ります。
右舷ミヨシにおられる御仁は、グラス手羽弐本ですね。
「高橋船長」曰く、某はぜ釣り会のベテラン釣り師とのことでした。(恐縮)
のんびりと・・
30分ほどで“ドン突き”(深場ポイント)に到着。
本当に大型船が一隻もいませんね・・静かだ。
「小河原拓也船長」の鶯船は、もうハゼ釣りをスタートさせています。
筆者の支度は、「銀座 東作」の鱚リール和竿2本。(右のは初の竿卸し)
本当は、きちんと鯊リール和竿を出そうと思いましたが、ちょうどメンテナンス中でしたのでこちらになりました。
「はい、どうぞ!」
(高橋船長)
すぐさま・・
茄子5号に少し大きめの袖鈎8号、配給された青イソメを少し長めに切って、ほぼチョン掛けにしたら水深12mの泥底へ落とし込む。
「高橋船長」が、狙って入れたポイントなので、投げずに船下から釣ります。
海底で小さく優しく誘いを入れていると・・
“ククッ!・・ピッ!・・キュキュン!”
ポチャ・・
14、5センチ級の天麩羅サイズがご乗船♪
その後もコンスタントにハゼが釣れる・・
この殺風景な景色の中で釣り糸を垂らすのが、現代の江戸前ハゼ釣りのひとつですね。
こんなロケーションの中でも立派にハゼが育んでいます。
とても素晴らしいことです・・
釣れるハゼは、なかなかの良型ばかりですよ。
ハゼを入れいてる桶が小さいというのもあります・・w
18センチ級がポツリ、ポツリ・・
このサイズになると良く引きます。(キューーーーン)
ハゼのアタリが遠のき・・
釣れなくなると「高橋船長」が、あちこちポイントを変えてくれます。
(遊漁船ならではの醍醐味)
船中の釣果は、みなさんまずまずではないかと思います。
1人50から80尾は釣れているかしら?
大きく成長したハゼたち。
産卵前に釣り上げてごめんなさい。
きちんと美味しくいただくために海水で活かして持ち帰ります。
クーラーボックスに「ブク」(エアーポンプ)もセット。
14時50分。
まもなく沖上がりです。
「小河原拓也船長」もスパンカーを片付けて帰り支度。
「こっちの船も帰るんですよね?」(筆者)
「そうでーす!たかはしゆーうーせーん♪」(オチャメな高橋船長)
“小山ゆーえんちー♪”
今日では、昭和の芸人「桜金造」のギャグを知っている人の方が少ない・・w
・・と、いうことでさっさと帰ります。
JR京葉線とか首都高湾岸線とかの橋の下をくぐり・・
30分ほどで桟橋まで帰ってきました。
(お疲れさまでした・・)
「高橋船長」に挨拶したら帰りましょう・・
また来年も宜しくお願い致します。
年明けからの「たかはし遊船」は、マコガレイとシロギス釣りだそうです。
楽しみですね。
●釣果情報
・マハゼ 77尾 (大型から中型主体)
今年もあっという間に終わります・・
深場に落ちたハゼたちも産卵の準備に入って、一気に釣れなくなります。
来年も元気なハゼたちに会えるといいですね。
●船宿情報
千葉県行徳「たかはし遊船」
〒272-0111 千葉県市川市妙典13-16-11
047-357-0513
090-6933-7997(船宿直通)
090-3314-8344(高橋船長)
https://www.gyo.ne.jp/takahashi_y/
●おまけ
ハゼ料理といったら天麩羅が鉄板メニューですね。活かしたハゼの頭を包丁の背でコンと気絶させたら、スっと捌いて、サっと衣を纏ったら、カリっと油で揚げましょう!
天丼も好きですが、やっぱり“天蕎麦”がいいなぁ!・・と、いうことでキリっと醤油の濃い江戸前「はぜ天麩羅そば」となりました。
(ふーふー!サクサク!ぞぞーーー!!んっま♪)
どうぞ佳い年をお迎えください・・
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