●ぶぶまるちびれぽ March 04, 2007
このレポは、「復刻版」です。
レポの作成日が、2021年11月なので・・
今からちょうど14年9か月前の釣行記となります。
レポファイルが、サーバー移管で一度消滅しましたので原画から掘り起こし、復活させました。
当時は、デジカメの性能も今ほどではなくて一枚辺りの画素数も3MB前後、
画質も少し荒く、サイズも6:4でしたので無理矢理16:9に加工しています。
そのため上下左右がカットされている写真もあります。
時間データも画像のプロパティから推測していますが、正確ではありませんので予めご容赦ください。
さて・・
レポのはじまりはじまり。
永年お世話になっている「K師匠」から声を掛けられ、
「実は、大学の後輩が神戸にいて・・
毎年、春になると淡路島へメバル釣りに行くからキミも一緒にどうかね?」
とお誘いを受けました。
まだ、一度も淡路島に行った事がかなった筆者は、当然快諾。
2007年3月3日(土)
釣りは、早朝なので前夜入り。
東京駅から新幹線に乗って、新神戸駅に到着。
「K師匠」の後輩となる「A師匠」のクルマで南あわじを目指す。
宿泊先は・・
兵庫県南あわじ市灘土生にある「ゑびす屋」という老舗の旅館。
女将さんが、お出迎え。
屈託のない笑顔で楽しいお話しがなんとも嬉しい。
女将さんの話しを聞き入るのは・・
「A師匠」(左)と「T師匠」(右)。
なぜか「K師匠」が写っていませんね。w
この日は、“名古屋河豚”祭りでした。
刺しに唐揚げに鍋・・♪
(名古屋河豚=潮際河豚)
翌朝・・
2007年3月4日(日)
6時30分、灘漁港に到着。
しばらくすると・・
沼島から「久吉丸」が接岸。(右の赤い人が船長)
早速乗り込みます。
こうして見ますと・・
淡路島は雄大ですね。
正面に見えるのが“沼島”(ぬしま)です。
ちなみにこの日は、撒き餌にするイカナゴが時期的にまだ入手できなくて・・
残念ながらメバル釣りは断念。
でも、アミコマセでアジを釣るとのことです。
関西では、ここ沼島のアジは、ブランド品で「沼島の黄金鯵」と云われているそうです。
(美味しそう♪)
まだこの時間は、鯵のポイントへは入れないようで・・
「この辺で遊んでて!」
・・と、船長が船を停める。
サビキ仕掛けを海底に落として上下に誘うと・・
ガシラ(カサゴ)が喰って来ます。
(↑A師匠)
遊んでいても小さなガシラしか釣れないので
筆者らは、朝食をとることにしました。
「ゑびす屋」が作ってくれたお弁当です。(おにぎり最高♪)
7時45分。
アジのポイントに入れる時間になったのか移動開始。
↑手前が「K師匠」(青)、奥が「T師匠」(緑)。
先ほどの「A師匠」も含め、釣りはベテランです。(ゴルフもか・・w)
沼島に近づくと・・
どんどんプロの職漁船が集結。
みんな“黄金鯵”狙いです。
ポイントは、あっという間にこんな状態に・・(凄い光景です!)
ドッカン、ドッカン。
お互いの船をぶつけ合って“黄金鯵”を手釣りで一匹ずつ丁寧に釣り上げています。
恐らく・・
皆で協力してコマセを効かせ、アジをこのポイントに足止めしているのでしょう。
「ほらアンタらもやって!」
「へーい」
早速、「K師匠」に立派な“黄金鯵”が・・
「T師匠」もキューーーーン!と・・
竿を撓らせる。
これも良型です。
「A師匠」も・・
負けずに“黄金鯵”を連発!
(イイ笑顔です!)
気が付けば、完全密状態の船団に囲まれている。(ひえ~)
関東エリアでは、こんな光景は絶対にあり得ませんね・・w
ちなみに乗っている「久吉丸」もプロの職漁船なので、ポイントに入り込んでも叱られません。
普通だったら順位があるので遊漁船だったら追い出されることでしょうね。
そんなのお構いなしにどんどん“黄金鯵”を釣り上げる・・
永年、沼島に通い続けているベテランの「A師匠」は、
プロの漁師にも負けない。w
釣り始めて2時間が過ぎると・・
船団が、散らばる。
どうやら“黄金鯵”の釣りタイムは終わったらしい。
生簀には、美味しそうな“黄金鯵”たちがスイスイと泳いでいます。
少しポイントを移動させて・・
次は、真鯛を狙うそうです。
鈎にビニールの切れっ端を引っ掛けただけのシンプルな仕掛け。
底からゆっくり巻き上げるだけだそうです。
ほぉ!
釣れちゃうんだ・・w
「A師匠」、顔が怖いんですが・・
折角の真鯛ですから笑顔でお願いします。
あ、ありがとうございます!
素晴らしい満面の笑みを頂戴しました。
「K師匠」には、血鯛(チダイ)ですね。
関東でいうハナダイです。
正午を回りましたので・・
そろそろ帰りましょう。
あれ?沼島に行くの??
氷が無かったので漁協に貰いに寄っただけでした。
ちぇっ!
沼島に初上陸してみたかったなぁ・・w
それでは改めて淡路島に帰りましょう。
「来年は、イカナゴ撒き餌のメバル釣りをやろう!」
きっとそんな相談をしているのでしょう。
12時40分
灘漁港に帰って来ました。
船上で船長が一匹ずつ活き締めにしてくれます。
最後に皆で仲良く分け合います。
「ゑびす屋」に戻って風呂に入ってさっぱりすると・・
美味しそうな昼ご飯が待っていました。
↑奥に写っているのは、オコゼの唐揚げです。
さてと帰りましょう。
お疲れ様でした。
また来年も是非お会いしましょう!
新神戸まで高速道路で帰ります。
明石海峡大橋と明石の街並み・・美しい景色です。
●釣果情報
・真鯵 ひとり20尾前後
・その他 マダイ、チダイ、ガシラ
実は、アミコマセが苦手な筆者は、終始カメラマンに徹し・・
釣りを全くしていませんでした。(おいおい)
●船宿情報
沼島「久吉丸」
※久吉丸のチャーターは、「ゑびす屋」から出来ます。
料理旅館「ゑびす屋」
〒656-0551 兵庫県南あわじ市灘土生210
0799-56-0008
※現在は“おこぜ料理”がメインみたいです。
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