●ぶぶまるちびれぽ March 16, 2008
レポの作成日が、2021年11月なので・・
今からちょうど13年8か月前の釣行記となります。
レポファイルが、サーバー移管で一度消滅しましたので原画から掘り起こし、復活させました。
当時は、デジカメの性能も今ほどではなくて一枚辺りの画素数も3MB前後、
画質も少し荒く、サイズも6:4でしたので無理矢理16:9に加工しています。
そのため上下左右がカットされている写真もあります。
時間データも画像のプロパティから推測していますが、正確ではありませんので予めご容赦ください。
2008年3月15日(土)
目指す釣りの場所は、兵庫県南あわじ市・・
前泊しなければなりませんので、「K師匠」に同行して
羽田から徳島までJALで飛んでレンタカーを借りて、宿を目指します。
静岡県上空で美しい富士山が見れました。
16時、レンタカーで大鳴門橋を越えて・・
淡路島に上陸!
立ち寄った“淡路島南PA”で発見したものは・・
をっ!竹輪の自動販売機!?
竹ちくわ“たけやん”というご当地(徳島県)では有名な商品らしい。
17時、南あわじにある「ゑびす屋」に到着。
沼島が見えます。
料理旅館「ゑびす屋」って、完全予約制だったんだ・・w
イマサラながら気が付く。
いつも気さくな女将さんがご挨拶に来ました。
今年(2008年)も師匠たちが勢ぞろい。
「K師匠」(左)、「T師匠」(中)、「A師匠」(右)
早速、明日のメバル釣りについてビール飲みながらカンファレンス中・・
まもなく日が暮れて・・
宴会スタート。
この日のメニューは、「おこぜ祭り」です。(豪華)
なんでも「ゑびす屋」の一押し料理とのこと。
みんなこの“おこぜ料理”を食べにわざわざ遠方からやってくるらしいです。
食事会には、大阪からクルマでやって来た「S師匠」(左)も飛び入り参加。
でも、釣りはしないので、食事したらまた大阪に帰られました。
これまた随分と大きな“おこぜの空揚げ”です。
甘酢がけにしてあります。
(美味しそう♪)
おこぜといったら鍋でしょう♪
楽しい話をしながら女将さんが、自ら給仕してくれます。
みんな笑顔だ・・w
(旨ーい!)
食べ終わると・・
お風呂に入って、とっとと睡眠・・zzz
2008年3月16日(日)
6時起床。
清々しい朝です。晴天ですね。
灘漁港。
船のチャーターは、「ゑびす屋」がしてくれます。
毎年、沼島からやって来るのは「久吉丸」です。
普段はプロの漁師ですが、タイミングがあえば遊漁船もやってくれます。
7時河岸払い。
今回は、ちゃんとイカナゴを仕入れてくれています。
活きたイカナゴを撒き餌にするメバル釣り・・楽しみですね。
これが活きたイカナゴです。
活きているイカナコを見るの初めてです。(感動)
普通は、“いかなごのくぎ煮”になっているものを見るくらいです。
とはいえ、関東エリアでは、そもそも“いかなごのくぎ煮”をみることすらが稀ですが・・
売っているのは、都内にあるデパ地下の高級佃煮店くらいかなぁ。
イカナゴのコマセは、自分たちがやるのではなく・・
船長が、塩ビの筒を加工した特殊なコマセ入れ(底撒き器)にイカナゴを入れて・・
ドボン!と海底まで沈めて・・
紐を引っ張って、 底撒き器を回転させるとイカナゴがパッ!・・と、タナで撒かれます。
それに集まって来たメバルをみんなで釣るようです。(ほぉ)
鈎に小さなイカナゴをちょん掛けにして、仕掛けを沈めると・・
竿がグングン撓って・・
メバルがどんどん釣れます。(おぉっ!)
↑メバルが大き過ぎて顔が見えない「T師匠」。
「A師匠」も自慢げ・・
「K師匠」も笑顔で・・
メバルを釣り上げる。
一通りメバルを釣り上げると次のポイントへ移動。
↑遠くに見える橋脚は、鳴門大橋ですね。
そうでした・・隣はすぐ四国(徳島)でした。
今年は、マイロッドを持参。
ダイワのリーディング64+ミリオネア150でやってみました。
(↑懐かしい道具・・すでに手元に残っていません。)
仕掛けを落とすとすぐに・・
グググググーーーーーーーーーーーーーーン!!
なかなかグッドな良型です。
黒メバルでいいのかな・・光の加減で判断が難しい。
みんな良型ばかり・・
よく見れば、昨年同様に職漁船に囲まれていますね。
ここのポイントは、プロの漁場なのでしょう・・
途中・・
「ゑびす屋」が作ってくれたお弁当を食べる。
(うん。美味しい♪)
10時過ぎてもメバルは釣れ続ける・・
「K師匠」にも良型!
このでっぷりとした大きなメバル・・
デパ地下の鮮魚店なら一尾1,000円以上はするでしょう!
↑金メバルに黒メバル。
どちらが市場価値が高いのでしょう・・やはり黒かな??
正午。
そろそろ沖あがりです。
灘漁港の手前で・・
“ばっち網”(船曳網漁業)をしている船に近寄り・・
「久吉丸」の船長が、お土産用にサヨリを買ってくれました。
(ありがとうございます。)
灘漁港に着くと・・
船長が、片っ端から釣れたサカナを活き締めにしていきます。
港で船長と別れて・・
「ゑびす屋」に戻って、ひと風呂浴びさせて頂く。
昼食は、これまた豪華。
あっ・・黒メバルの煮付けがありますね。(嬉しい)
さてと・・
帰りましょう!
皆さんにご挨拶したらお別れです。
「お疲れ様でした。またお会いしましょう!」
帰りも・・
鳴門大橋を渡って、徳島空港を目指す。
↑鳴門の渦潮・・
見てみたかったなぁ!(ちょっと心残り)
●釣果情報
・メバル いっぱい
・ガシラ いっぱい
・マアジ 数尾
ニョロニョロと動き回る元気のいい活きたイカナゴを
鈎に付けるのは、相当困難でした。w
筆者は、面倒なので途中からサビキ鈎でやっていましたが
活性が良いせいかサビキでもバリバリとメバルが釣れました。(おいおい)
※年々、イカナゴの漁獲高が減少し、現在(2021年)では高値が続いているそうです。
いつまでもこのイカナゴを使った伝統的なメバル釣りが続けられていると良いですね。
●船宿情報
沼島「久吉丸」
※久吉丸のチャーターは、「ゑびす屋」から出来ます。
料理旅館「ゑびす屋」
〒656-0551 兵庫県南あわじ市灘土生210
0799-56-0008
※現在は“おこぜ料理”がメインみたいです。
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