◇ぶぶまるちびれぽ◇ 涸沼ボートはぜ釣り2023年神無月 in 茨城県涸沼「大倉屋貸船」October 29, 2023

大倉屋

●ぶぶまるちびれぽ October 29, 2023

2023年10月29日(日)
あちこちで紅葉の話題も出て、秋もだいぶ深まったこの季節ですが、
今年はまだまだ高い気温が続いています。ちょっとびっくりですよね・・

今回は、なんと5年ぶりに茨城県涸沼に行って来ました。
なかなかタイミングが合わなかったり、新型コロナが流行したりして、
お邪魔できませんでした。(寂しかった)


6時過ぎに現地到着。(完全に遅刻)
なんでも筆者が到着するのを皆さん待ってくれていたとのことで・・ごめんなさい。
「大倉屋」の女将さんに朝の挨拶をしたら・・
着替えもそこそこに、釣り道具を抱えてボート(べか舟)に乗り込む。(汗)


「大倉屋」のボートに乗ると・・
さっそく女将さんが、グッ!とボートを涸沼へ押し出してくれます。


この美しい幻想的な景観は、何年経っても変わらない涸沼です。
朝一番の雰囲気は、いつ来ても感動します・・

↑エンジン付きでポイントまで曳き船してくれるのは、「大倉屋」の親方です。


遅れましたが、本日の同行者は4人です。
手前の御仁は、毎度お馴染み「極楽師匠」。(一緒のボート)
後ろのボートにいるのが、「海たぬきさん」と赤い帽子のご友人です。(見えないね)


涸沼をゆっくりと河口域へ下ります。
この昔からある“涸沼ランドマーク”も健在でした。
(↑勝手にそう呼んでいるw)


15分も走ると・・


そろそろポイントかな?


ポイントに到着すると・・
「大倉屋」の親方が、1隻ずつミヨシから金属性のアンカーを入れてボートを固定してくれます。

ちなみにトモにもコンクリートのアンカーがあり・・
潮の流れに沿って、後からこちらを沈めるとボートが安定します。
手羽根竿でのんびりやる場合は、ふたつ入れると良いでしょう。


久しぶりにお会いした「大倉屋」の親方をパシャリ!
ご壮健そうで何よりです。


チーム「海たぬきさん」たちとは、ここでお別れ。
ちょっと離れたポイントで釣りをします。


ポイントにボートを入れたら・・
「大倉屋」の親方は、エンジン付きで颯爽と帰って行きます。


こちらは早速、ハゼ釣りを始める「極楽師匠」。
手作りの手羽根竿と延べ竿の2本仕立て。

涸沼のボート(べか舟)は、割と大きいので直に座るより・・
このように椅子を持ち込んだ方が腰が楽ですね。
但し、曳き船している移動中は危ないので降りましょう。


「おっ!引くねー!」
開始早々、18センチはあろうかと思われる良型のマハゼを釣り上げた「極楽師匠」。


筆者は、リール竿で釣り開始。(銀座東作
餌は、柔らかくて喰いが良い、“赤いそめ(ゴカイ)”です。
最近は、ここ涸沼の船宿くらいでしか見かけなくなりました。
ちなみに鈎は、袖の8号と大きめです。


チョイ投げして、次の竿の準備をしていると・・
軽くしておいたドラグが、ギーーーーーーーー!


イイですねー♪
涸沼の大きなマハゼ特有の強い引きが堪りません・・(ニヤニヤ)


続けて、もう1尾追加♪


涸沼のハゼたちは、みんな色白の美人ばかり。


しかし・・
その後は、誘っても、置き竿にしてもアタリが遠い。
スレているのか、とにかく食い込みが悪いので鈎を5号まで落として、
モタレを取って、なんとか拾い釣り。(厳しい)


8時過ぎ。
下潮で河口に向かって時折・・
浮遊物が、たくさん流れて来ます。

潮が効いていれば、マハゼも喰いが立つはずなのですが、
アタリは、ぜんぜんありません・・


「渋いねー!」
タモリさんみたいな口調で「極楽師匠」も苦笑い。


ハゼ釣りといえば、1尾釣りあげて、餌を付けている間にもう一本の竿にコンコン!
またその繰り返しの比較的忙しない釣りのイメージですが・・
今年は涸沼に来るタイミングが遅かったかしら?


たまーに釣れると確かに涸沼特有の大きなマハゼ。
20センチ近いのが出ると、とても嬉しいのですが、いかんせん数がねぇ・・(苦笑)


10時を回って・・
魚籠の中を覗いてもこんな感じ・・w


途中、雨がパラパラ・・
「大倉屋」の親方が、心配で様子見に来てくれました。
(カッパ着ているから大丈夫ですよ)


「すげーアタリ!」(極楽師匠)


竿をキュンキュンしならせて・・
「極楽師匠」に綺麗なチンチン(クロダイの幼魚)が釣れました。
(優しくリリース)


筆者の方といえば・・


うーん・・
キャストして広く探りを入れるが、なかなかアタリは出ませんね。


もうすぐ正午。


さてさて、お片付けしましょう・・


数は少なかったですが、大ぶりの涸沼サイズのマハゼでした。

“涸沼はぜ”・・
大きいので活かしたまま豊洲市場にも出荷されるほどのブランドのお魚さんです。


迎えに来てくれた船頭さん・・
あれれ?親方じゃないねぇ。もしかしたら「大倉屋」の息子さん?
パパにそっくりだ!w

伺いましたらハゼのシーズン、現在は週末だけ手伝いをしているとのこと。
後継者がいて「大倉屋貸船」も安泰ですね。


帰りも15分くらいの航程・・
今日は、オボコ(ボラの幼魚)の飛び跳ね体当たり被害はありませんでした。w


大杉神社の鳥居の周りは、昔からある「広浦公園キャンプ場」。
フリーサイトのキャンプ場なのですが、トップシーズン中は予約でいっぱいです。
鳥居の左側にあるツリーハウスは、残念ながら老朽化のため2018年から休業しています。


船着場まで戻って来ました。
「大倉屋」の女将さんが、船を仁王立ちで待ち構えていますね。w
岸に着くと、女将さんがボートの舳先を持って、グイーっと力強く陸へ引き揚げてくれます。
いつもながら恐縮です。


広浦辺りは、天然の砂利浜です。
ボートの陸上げもコロを使って、意外にも簡単にできるそうです。


涸沼のボート(べか舟)。
外側が深い緑色で内側が鮮やかな青色の「大倉屋貸船」ボートです。
大人3人まで乗れますが、ミヨシ側は、やや狭いので2人がちょうど良い感じですね。


船宿に戻り・・


涸沼特産のヤマトシジミを購入。(ひとつ500円也)
赤出汁の味噌汁や酒蒸しが最高です。
筆者は、“しじみの醤油紹興酒漬け”がお気に入りです。

↑あれ?組合でシールを貼るようになったのね。
地元特産品のブランド化は、地域活性化にとても大切です。


燻銀のカッコイイ「大倉屋」の親方にご挨拶したら帰りましょう!

●釣果情報

・マハゼ 17尾 (みんな涸沼サイズ)

「大倉屋貸船」の今期の涸沼ボートハゼは、この日がラストとのことでした。
また来年チャレンジしましょう。
やはり、9月下旬から10月初旬が狙い目かな・・

●船宿情報

茨城県涸沼「大倉屋貸船」
〒311-3125 茨城県東茨城郡茨城町下石崎1652-8
029-293-7101
※WEBはありません

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