◇ぶぶまるちびれぽ◇ 常磐潮際河豚釣り2021年文月 in 茨城県鹿嶋旧港「豊丸」July 22, 2021

河豚

●ぶぶまるちびれぽ July 22, 2021

※このレポは、旧サイトからのリメイクです。

2021年7月22日(木)海の日。
東京オリンピックが、いよいよ明日から開催です。
それを理由に令和3年(2021年)に限り、「海の日」は7月22日に、「スポーツの日」は7月23日に、「山の日」は8月8日になりました。(政府発表)

なので・・折角、お休みになったので天気も良いし、釣りに行こう!
身内の釣り仲間で、茨城県鹿嶋旧港に行って来ましたよ。この時期の鹿嶋といったらやっぱり「夏ふぐ」でしょう!(ニヤリ)

ところが・・このところショウサイフグの釣果は低迷していてかなり厳しい状態らしい。
釣れるとイイなぁ・・


都内の自宅を午前1時に出発して、鹿嶋旧港に到着したのが午前4時でした。(丸3時間)
真っ暗の中・・
堤防から何かを狙っている釣り人がいますね。ウキ釣りでアジかサバ辺りかしら??


しばらくするとあちこちの遊漁船がエンジン始動。照明が灯ります。


そういえば・・
この港に昔、「松井丸」という遊漁船がありましたね。2000年頃によくヒラメ釣りでお邪魔しました。
もう廃業されてしまったようですね・・(寂しい)


本日の船宿は、鹿嶋旧港「豊丸」です。
筆者は、連れられて来ましたので初めての船宿です。同行者のオススメです。


「豊丸」・・港内に船宿も併設していますが、コロナ対策で中には入れません。会計も入口のところでやりとりします。
↑受付してくれたのは女将さん(中央)。手前の帽子は、同行者の「ヤッスー」。


5時になりました。夜も完全に明けて、いよいよ出船です。
筆者らは、「第1豊丸」です。(右)


河岸払い。
この日は、乗り合いなのてすが・・
なんと!身内4人だけしか釣り客が来なかったらしく貸し切り状態に。(ラッキー)


一路、大洗方面を目指します。ズドドドドドドドドドドド!!!


左が、毎度お馴染み「極楽トンボ師匠」。右も、毎度お馴染み「ヤッスー」。


とぼけた顔のふたり。ww
左が、筆者。右も、毎度お馴染み「海たぬきさん」。


見事なまでのベタ凪で海の上を歩けそうです。
黄金色の太陽も美しい・・♪。


1時間ほど走って、こんなところまでやって来ました。


「はい。どうぞ!」
「出頭洋幸船長」が、マイクで合図。


しかし・・
アタリはまったくなくて、即移動。


とろっとろの水飴みたいな静かな海です。
外海でここまでの大凪で釣りをするのは久しぶりです。


次のポイントで船中一匹目を釣ったのは・・
中乗りをしながらフグ釣りを楽しんでいる「出頭豊一親方」。(ちっ)


こちらも頑張りますが・・
ショウサイフグからのシグナルはなし。


何度かポイント移動をして・・
一時間後。


ようやくショウサイフグの群れと遭遇。
まず、「海たぬきさん」に良型。


続いて「極楽トンボ師匠」にも大きいの。


「ヤッスー」にも美味しそうなサイズ。
↑日焼け防止なんでしょうが、誰なのかわからない。ww


ヘタれな筆者にも釣れました。


「よーし!ジャンジャン釣るぞー!」
・・と、みんな気合いを入れましたが後が続かない。(涙)


元気よく釣っているのは「出頭豊一親方」だけ。
自慢げに見せびらかす。(ちぇっ)


ショウサイフグは、散っているらしく・・どんどんポイント移動。
周りの船も同じような釣果な様子。


船宿から配布されたアオヤギにはさっぱり来ないので・・
みんな持参したアルゼンチンエビを餌にして誘いをかける。


左舷ミヨシ一番の「出頭豊一親方」は、ひとりでバリバリとショウサイフグを釣っている。
当然、プロだから上手なんでしょうが、なんか悔しいなぁ・・


シマウグ柄のTシャツを着た「海たぬきさん」は、いつも通りにコツコツと釣果を伸ばしています。


この日のショウサイフグは、平均して30センチ超。軽~くキロも超えている大型ばかり。
数は出なくとも食べ応えありそうなサイズですから嬉しいですね♪


水深は、20メートル前後。オモリは、25号か30号をチョイス。
ベタ凪で潮も緩いし・・船中、5人で片舷しかいないからオモリを10号くらいまで落としても良かったのですが残念ながら持って来なかった。


それでも何とかお土産は確保。


10時をまわって・・ショウサイフグは、相変わらず拾い釣り。
天気と波のコンディションは最高なんですけどね。


そうこうしているうちに「出頭豊一親方」が、ショウサイフグを捌きに来てくれました。


ナイスサイズばかりで満足ですが、釣れた中には、ハイブリット(ショウサイフグと他のフグの交雑種)が何匹かいたようで・・危ないからといってポイポイと海に捨てられました。
どこの部位のテトロドトキシンがあるかわからないらしい。まだエビデンスがないのね。


ザク!プリ!ビー!(頭落として、皮をひっくり返して、すっぽんぽん)
所謂、「ぐる剥き」って奴です。


釣れたショウサイフグは、白子を持ったオスばかりで・・中には、こんなに大きな白子を持ったのがいました。このエリアは、まだ産卵前ですね。


沖あがりまであと1時間・・
おぉっ?!


大ドモの「ヤッスー」が、ここで連釣!!


もしかしたら・・
覆面してショウサイフグを油断させて釣っているとか??(だとしたら凄い)


立て続けに大型を釣り上げる。
軽く2キロはありそう!(お見事)


「アンタ凄いねー!!」
「出頭豊一親方」が、褒めてくれる。


その後は、全員沈黙・・


「さあ・・もう釣れないから帰りましょう!」
乗り合い船ですが、他に釣り客がいないのでとっとと早上がりにしました。(10時30分)


夏のクルーズは最高!


約1時間で鹿嶋まで帰って来ました。


お疲れ様。


本日操舵していた・・「出頭洋幸船長」です。
若船長だね。もしかしたら「出頭豊一親方」がパパ?(似てるし)


「ありがとうございました。」
みなさんに挨拶して帰ります。


また来よう!


●釣果報告

・ショウサイフグ 5-8尾(平均キロサイズ)
・サバフグ 1尾(リリース)
・ハイブリットフグ 1-3尾(リリース)

数的には不満でしたが、質的には大満足です!
キロサイズのを4、50尾も釣ったら大騒ぎになっちゃう。ウチの冷蔵庫も冷凍庫も入らないし・・
どうしましょう!(取り越し苦労)www

●船宿情報

茨城県鹿嶋旧港「豊丸」
〒314-0013 茨城県鹿嶋市大字新浜13
0299-69-3319
https://yutakamaru-kashima.com/

●おまけ

帰宅後は、白子を下処理して・・「潮際河豚の白子ポン酢」から。

白子料理のもうひとつの定番・・「潮際河豚の白子焼き」です。この日は、冷酒を飲み過ぎました。w

潮際河豚の身肉は、冷蔵庫で数日寝かせました。(エイジング)

熟成させたのをまずは、薄くスライスして・・
「潮際河豚の刺し」。贅沢に大皿で盛ってみました。

絶対に作らなければならないのが、「潮際河豚の空揚げ」です。片栗粉だけで揚げて、熱々のヤツをお塩やポン酢でサッパリと頂きます♪

これは、潮際河豚の身肉を見開きにして甘辛醤油に漬け込んでいます。

2時間ほど漬け込んだものがコレです。このまま食べても美味しいのですが、これで完成ではありません。

「潮際河豚の御茶漬け」の完成です・・出汁は、日高昆布と鰹節です。夏ふぐ料理の〆には、ぴったりです♪


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